【パニグレ】外伝:グランブルーのシナリオ感想。

パニグレ

夏は死の類義語だと思ってます。みかるくです。

私事ながら死ぬほど夏が嫌いなんですが、パニグレのおかげで楽しみに迎えることができる……かもしれません。

そんな訳で、今日はシナリオ外伝「グランブルー」の感想とか色々。

特に中身のないプレイ日記です。

 

ただの「外伝」じゃなかった

いきなりですけど、パニグレさん、どう落とし前付けるの?

ルシアの死(九龍環城)から、どうやってウキウキ水着回にシフトするの?サイコパスなの?

と夏イベの予告を見て以来、ずっと思ってたんです。

 

そして、公開されたシナリオの選択画面を見て、私はまんまとこう思いました。

なるほど「外伝」か!
九龍環城直後の話じゃないのかもしれないな!

そうです。そんな風に、勝手に油断した矢先のことです。

 

外伝じゃなかった。

普通に続き物の話で、白目剥くかと思いました。

 

私はコンシューマーゲームばかり遊んできた人間なので、ソシャゲについては無知なんですけど。

メインキャラの死の直後に、水着回にハンドル切るゲームって今までやったことないな。

いや、ルシアが固有のアイデンティティーを得てようやくほっとできた、ってこと自体は祝福して然るべき(?)だし?

そのままバカンスへ直行しても、別に不自然ではないのかもしれない?

 

ちょっとよくわからない。

わからないけど、これだけはハッキリ言えます。

セリカさんの表情差分実装、ありがとうございます。

 

例に漏れず、セリカのキャラデザも大好きなんですよね。

アシンメトリーっぽい三編みがかわいくて、社畜キャラもポイント高いです。

指揮官の頭をはたいちゃう慣れ親しんだ距離感も新鮮でしたし……

これからどういうテンションで夏イベを迎えるのか、マーレイの登場時と同じくらい 先行き不安だった展開に幸先のいい雰囲気をくれました。

 

あと、色々腹積もりがあるにせよ、上層部の皆さんが指揮官のバカンスについて考えてくれててほっこりしたよ!

(意味もなく伏せ字にしてありますが)

ニコラが指揮官のこと、名指しで呼んでくれたしさ……!!

 

にこにこニコラも拝めて、私は満足です。

いつ見ても顔のいいイケオジである。

 

ただの夏イベでもなかった

シナリオの全体的な雰囲気としては……

青い海! 白い砂浜! カリブ海の孤島、ビーチ貸切状態のウォーターパークでうっきうきのバカンス♪ かと思いきや。

休暇に訪れたグレイレイヴン各員は、突如現れた昇格者ショーメイと接触。

彼は昇格ネットワークに関する危うい研究を手掛けており、ルナ率いる昇格者達は、研究データ諸共ショーメイの抹殺を目論んでいた。

 

そんな彼等の「狩り」に巻き込まれたグレイレイヴンは、奇妙なウォーターパークを舞台に、アトラクションで地上を行き、怪しげなスイッチで地下を行く!

新たに加わった頼もしい仲間、カムとも協力し、昇格者と戦うことになったのであった!

 

頼もしい仲間(???)

 

何やかんやあってショーメイは殺される。

だがしかし。彼はウォーターパークのマスコット「サメピー」のお口でスクラップになることで、重要そうなデータをサメピーの体内へ遺してくれた!

他に手段はなかったのかな!?

血染めのバカンスと、地面にKiss☆(窒息)

という感じでした。…………合ってますよね?

 

ステージを歩き回るだけで楽しい、お遊び要素満載の内容でもありつつ……

 

クリーチャーも現れましたし。

 

死者も出ました。

 

死にかけました。

 

どうして? 夏イベってこういう感じだっけ?

死にかけた甲斐あって、指揮官がヴィラ様とお近付きになれたのは嬉しかったですが……(ぶっといお注射をどうもありがとうございました)

私が想像していた「ソシャゲの夏イベ」とは一線を画する内容でしたし、砂浜とテーマパークが舞台になっただけのいつものシリアス回でした。

 

おっぱいバイン! ラッキースケベ☆アハン!!

みたいな急なアッパーカットを繰り出してくる可能性すら覚悟していたので、終始一貫して、良い意味でパニグレらしかった。

真面目な話、何だかんだはっちゃけ過ぎないシナリオで、九龍環城直後の流れとしても極端な違和感がなくてよかったと思います。

 

さすがは士官学校主席の高潔な精神性ですね。

私だったら退職届書いてますけどね。

 

人間と構造体の違い

一応はバカンスをきっかけとした話なだけあって、普段より日常回が多めだったおかげでしょうか。

今回の外伝は、これまであまり触れてこなかった構造体の機能や、人間との差異について多く描写されていたのがめちゃくちゃ興味深かったです。

読んでて楽しかったなぁ。

 

構造体の眠気についてとか。

 

前々からずっと気になっていた、構造体の食事情について。

 

そして、忘れ得ぬ彼の勇姿。

死ぬ前のショーメイが体を張って証明した、構造体の発汗機能について。

ショーメイの証明

これはサメピーに残された脊椎のデータ並みに貴重な情報だと思います。

 

ありがとう、ショーメイおじさん。

この人、初っ端から「くっころ系」をキメてくるひ弱な構造体、という掴みの良さがあったのに。

なんか露出の少なさが、逆にえちちだな。
ゲンドウポーズ似合いそうだな。

などとアホみたいなこと思ってる内に、お亡くなりになってしまいました。

いかにも、身の程を弁えないマッドサイエンティストっぽい感じで描写されてましたけど、レインコート着たサメをデザインしたの彼なんだもんな……。

 

本編で度々挟まってきた言葉は、やっぱり彼のものだったのかな。

「私は善良ではない」という台詞、印象深いものがありました。

 

さておき。話題は構造体の機能面だけに留まりません。

パニシングに打ち勝った後のIF……「未来」の違いについても取り挙げられていましたね。

楽しい水着回だよね?

 

ただでは脱がない心意気。

この穏やかな日常シーンのタイミングで、機械と人間の「残り時間」について薄ら暗いジャブを入れてくるポストアポカリプス、無限に信用できてしまう。

私はこういうのが大好きです。

 

しかし、リーはマーレイが空中庭園で働いてることも知っているみたいでしたし……

猶予がなかったとはいえ、弟の心臓移植のために自ら構造体になった彼のことです。

弟を含め、周りの「人間」が自分を置いて年を重ねていってしまう現実に対しては、他の構造体達より覚悟が決まってるのかな?

とか勝手に思ってたんですが、全然そんなことなさそうだった。

 

このトンチキなお兄ちゃん、いずれマーレイにも寿命が訪れるだろう未来に耐えられるのか……?

 

昇格者もバカンス気分

色々あって、しんみりしたり戦ったりしながらも。

最終的にはちゃんと水着回へと行き着く、欲張りハッピーセットみたいなストーリーでした。

一件落着後のグレイレイヴン各位、かわいかったですし。

それまで指揮官が生きてればね

 

昇格者の皆さんも、スクラップとなったショーメイを尻目に、普段より楽しそうでした。

空中庭園陣営のムードメイカーがカムイなら、昇格者陣営のギャグ担当はラミアかもしれない。

 

これで下半身が異形とか……向かうところ敵なしのかわいさです。

死なれたらショック受けちゃいそうなんですけど、敵キャラだからなぁ。

 

それから、想像してたより遥かに素敵だったαの水着姿。

「もしも普通の構造体に戻れたら?」

という姉妹の感傷も印象的なシーンでしたが、真面目な話をされても立ち絵で気が散ります。

/COOL!!\

めちゃくちゃ着る人を選びそうな、バッチバチのギャル水着。

これに比べたら、昇格ネットワークの「選別」なんか顔パスレベルです。知らんけど。

キャラ選択画面で、麦わら帽子のウサギをぶっきらぼうにつっつく待機モーションもよかったし。なんか、何だろう……堂々と着こなしてるからなんですかね。

普通にかっこよくて動揺しました。

 

自我の芽生えたロラン

1番気になったのが、外伝と辰星ストーリーでのロランの行動です。

いまだかつてなくロラン個人の「意思」を感じさせるものとなっていて、より一層、彼のキャラクター性に関心を引かれました。

その思考能力、今まで何に使ってたんですか

 

これまでのロランはただの侵蝕体だったの?と疑ってしまうほどの唐突な自我と疑問の開花。うんうん頷きながら読み進めてしまいました。

こんなに彼に共感したのは初めてのことです。

だって私も知りたいよ!

九龍環城の感想でも書きましたが、ルナの目的が気になるよ……!

 

何のために、パニシングとの共存世界を築き、新人類を確立しようとしているのか。本当にそれがルナの目的なのか。

そもそも、ルナ自身はどうやって昇格者になったのか。

誰かの手引き? 昇格ネットワークの力を授ける「代行者」の任務とは?

任務のため……まるで空中庭園所属の構造体のような言い方ですが……?

 

とにもかくにも、急に思想が強めになった不穏分子ロラン。

離反して空中庭園側に付くなんてことはなさそう(?)ですけど、どうなんだろう。

万一そうなったとしても、彼は空中庭園所属の構造体に爆弾埋め込んだり、ティファの闇落ちに加担したりしてきた張本人なんですよね。

 

庭園中の小隊から恨み買ってそうだけど、大丈夫なのか。

ちょっと敵が多過ぎて庇い切れる気がしないので、頑張ってほしいですね。

 

さて。ロランの行動はルナ率いる昇格者達に、どう影響していくのでしょうか。

今後の彼をとっても楽しみにしてます。

 

本当に心から楽しみに……

………………。

 

庇い切れないので頑張ってほしいですね。

 

おまけ(すごく長い)

おまけ……と銘打っていいのか微妙なんですが。

あまりにも「わいわいキャッキャ♪ 楽しいひと夏の思い出~♪」だけで終わらない濃度のある内容で、色々気になってしまいました。

気が向いたので、以下からは個人的に興味深かった部分をごちゃごちゃ書き残しておきます。

ほとんど自分用の備忘録です。

 

絡まっていく設定の数々

今更ですが、最近のパニグレって過去のメインシナリオはもちろん、イベントのお遊び要素っぽいシナリオ内容ですらもその後の展開に絡ませる伏線として使ってくる傾向にあります。

シナリオを追うごとに、どんどん抜かりないゲームという印象が強まっていく。(テキストの差し替えはあるけど)

 

全てのコンテンツに読み応えがあってすごく楽しいです。

ものすごい楽しい反面、そろそろ用語が覚えられないと、何言ってるかわからなくなる段階に入ってきてる気もします。

図鑑機能以外にも、作中に登場した単語を一覧表示できるような「語録機能」みたいなのがあったら親切なんだろうなぁ……。

 

コネクトシステムの色々

エイプリルフールの「四月の船中魚」で登場したコネクトシステムは、その代表例かもしれないです。

 

コネクトシステムは、構造体と遠隔でリンクできる技術でとっても便利!

だけど、戦場で戦う構造体と感覚を共有する特質上、指揮官の心身がおかしくなったりするリスクがあるよ。

ヤバ過ぎて廃止された技術だよ~、的な説明でしたね。

今回はカムとリンクする際に、この技術を応用したらしい。

指揮官が九龍夜航船へ拉致監禁された際に取り付けられていた「枷」(首輪)もベースになってるとのことなので。

もしかして、指揮官って九龍環城で首輪をくっつけたまま作戦続行してたのかな……?

 

とにかく、この遠隔リンクが作用してるおかげで、パニシング濃度が高い区域でもカムのような特殊な構造体(授格者)を派遣して作戦行動が取れるようになりましたと。

つまり、パニシング濃度を自在に高めるラミアちゃんの登場は、授格者に活躍の場を与えるための都合のいいお膳立て――

じゃなくて、偶然にも絶好の機会になったんですね。

 

ダイダロスの色々

ショーメイのオンボロ機体性能を見て、指揮官がモノローグで登場させたワード。

個人的には、ビアンカの訳あり初期機体の背景を指揮官がちゃんと知っていたらしいことが意外だったんですけど……。

何かまあ、私がどこかでテキストを読み飛ばしただけかもしれません。気にしない。

 

ダイダロス社は、ビアンカの幕間でクローズアップされる組織です。

まだ構造体技術が確立されてなかった頃、非合法な改造技術でブイブイ言わせていた団体でしたが。最終的にはビアンカの反乱によって、組織の代表者ウェンは死亡。

粛清部隊の働きにより、組織そのものも壊滅しました。

この一件により、ビアンカは空中庭園へ所属することになったようです。

指揮官は「構造体の初期技術=ダイダロス」という連想から、ダイダロス製の機体を持つビアンカを思い浮かべたんですね。

 

アルカディア計画の色々

これまた、ショーメイのオンボロ初期型機体を前に、指揮官の名推理が炸裂したシーンです。

 

 

アルカディア計画ってなんぞや、という話については、ワタナベ京星の幕間が1番印象的だと思います。

パニシングによる混乱の中、政府の要人や財産ばかりを宇宙へと輸送していた空中庭園。

軍人として、そして何よりもパニシングの災禍で息子ブルースを喪った父として、空中庭園の方針に疑問を持つシリル。ブルースの最期を知るワタナベ。

最終的に、彼等は真っ向から互いの主義を対立させます。

輸送機を襲撃して、アルカディア計画の真実を公にしようとするシリルですが、彼はワタナベの手によって敗北し死亡。

この一件は、ワタナベに空中庭園離反を決意させた要因として描かれています。

 

(「今回が最後の輸送任務だよ~」とハセンさんが他の台詞でも言ってるんですが)

「第6次」なので、ワタナベとシリルが招集されたアルカディア計画は、全6回行われた計画の内、最後の輸送だったことになります。

 

そして、今回の外伝でルナからショーメイの追跡を担ったαが、ショーメイの潜伏場所付近?で発見したものがこちら。

α「ふん、やはりそういうことね」

 

ふふん……なるほどそういうことか……

つまり、どういうことだってばよ?(お家芸)

 

とりあえず、第5次アルカディア作戦の輸送機なので、ワタナベとシリルが出会う前の輸送計画に関する痕跡らしいことはわかりました。多分。

だがしかし。「あれ」って誰のことですかね。

「シュンスケ」というのはショーメイの叔父……で合ってるんでしょうか?

アジア系構造体で、祖父との桜の思い出を語っていたショーメイの言動からして、いかにも日本のカルチャーっぽいので近親者のような気はするんですが、いまいちハッキリしない。

 

ラミアちゃんが言っていた「あの人」や「養子」というのも、誰のことなのかまだわからない。

私の読解力の問題かもしれない。

きっと今後のシナリオで明らかになるはずです。

 

ちなみに、免疫時代のショーメイは、空中庭園の方針に対して反感を持っていたのか何なのか。

アルカディア作戦(計画?)に、何らかの横槍を入れたっぽい描写もありました。

空中庭園のファイアウォールって、ゲシュタルトの一部だったりするのかな?

 

同じく免疫時代のニュース報道。

「計画は中止できない~」という途中段階的な言い草からして、最後の輸送である第6次ではなさそう。

現在の時間軸でαがわざわざ説明してくれたことだし、砲撃でベコベコになった第5次アルカディア計画のことを示唆した報道のように見えるんですが……

この襲撃にショーメイが絡んでいた可能性もあるのか?

 

「ゴッドファーザー」が手引きしたかのような会話でもあったので、誰が何をやってどうなったのかが私にはまだわかりません。

そもそも、ゴッドファーザーとは一体誰なのか。

 

会話全体の流れからして……

ショーメイはゴッドファーザーの「救済(子守唄?)」によって昇格者になった構造体で。

ルナ達は、同じ代行者であるゴッドファーザーや他の代行者達への警告として、

「手当り次第に昇格者作るんじゃねえぞ!」

という意思表示も兼ねて、昇格ネットワークに関するやばい研究をしていたショーメイを抹殺した?

そういう話に見えたんですけど、どうなんでしょうね。

 

すみません、よくわかりません(Siri)

今後、「あれ」とか「あの人」とかの因果関係が、私のようなお猿さんでもわかるくらい具体的に明かされていくことに期待します。

 

子守唄の色々

スクラップにされる前のショーメイと、ルナがお喋りしてるときに出てきたワード。

メインシナリオ10章の永久列車でも、列車内で機能停止していたモブ構造体の手紙に書き残されていました。

 

つまり「子守唄」とは、過去ショーメイに施された、昇格ネットワークに接続するための裏口入学 特殊な手段の名前?

もしくは、そのプロセスに必要な実験プログラムの名前かな?

どっちかわかりませんが、ニュアンスはそんな感じですかね。

 

とにかくショーメイは「昇格ネットワークそのものの作用や、ルナの手引きとは別の方法でネットワークの選別をパスした、最初期の昇格者! それが『ショーメイ』なのである!」

「私は頑張ってその当時の実験プログラム(子守唄)を復元したから、遊園地の機能も利用して、昇格者を量産するのである!」

という風な主張をしていました。

 

ルナと行動を共にしない昇格者達(曲とか)は、こういった別口で、昇格ネットワークの力を得ているケースもあるぞってことなんでしょう。

オラわくわくすっぞ!

わくわくすっけど、ちょっと気になる箇所もあるぞ!

 

アシモフは指揮官の状況説明も踏まえて、カムのような構造体を「授格者」と名付けたんですよね?

 

(˘ω˘)?

 

アシモフ「つい今しがた(もしくは最近)、俺が授格者と名付けた」

って会話の流れに見えたんですけど、何で空中庭園と連携を取ってないはずのショーメイが早速「授格者」という単語を知っているんでしょうか。

空中庭園の通信、傍受されているのか?

まさかアシモフが黒幕か?

 

いや、敵陣営と味方陣営のボキャブラリーが暗黙の了解的に一致しているのは、シナリオをわかりやすくするための「創作物あるある」という可能性は高いですよね。

恐らく野暮なツッコミだと思います。

というより、アシモフが敵に回ったら人類に勝ち目はなさそうだから、100%的外れな杞憂であることを願ってます。

 

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