どうも、け。です。
今回はVer2.7で実装されたガルブレーナについて解説していこうと思います。
この動画でガルブレーナのことをよく知って、アイスをドカ食いしてもお腹を壊さない大人を目指していきましょう。
最適サポート不在でも強い近接特化ガンナー「ガルブレーナ」解説! 仇遠が最適っぽいけどいなくても優秀なアタッカー 重撃ダメージよりも音骸スキルダメージを優先して伸ばしたい
ガルブレーナは焦熱属性のメインアタッカーで、重撃ダメージと音骸スキルダメージの2つの攻撃タイプ…特に音骸スキルダメージ扱いのダメージ比率の高いキャラクターです。
武器は拳銃ですが近距離で戦うキャラクターで、敵に近づいてごりごり殴っていく戦闘スタイルとなっています。
攻撃が届く距離が狭い反面、パリィを取る手段が豊富で、また回避を入力しても通常攻撃の段数がリセットされない「地獄渡り」というガルブレーナ専用の回避手段を持っている…など近距離で戦いやすい設計となっています。
キャラクター交代をしてもスキルの効果が途切れるものがないので、頻繁にキャラクター交代をしてスタイリッシュに戦うという遊び方もできます。
その一方で、ガルブレーナの基本的な操作としては「通常攻撃ボタンを連打しておけばOK」なので初心者の方にも扱いやすいキャラクターだと思います。
重撃ダメージと音骸スキルダメージで戦う
ガルブレーナの特徴の1つとして、攻撃のほとんどが重撃ダメージもしくは音骸スキルダメージとして扱われます。
この円グラフは基本的なローテーションでのガルブレーナの攻撃タイプごとの倍率の比較を表したものなのですが、音骸スキルダメージの割合が特に高いのが分かると思います。
重撃ダメージ関連のステータスを伸ばす装備・サポーターも無駄ではないのですが、音骸スキルダメージ関連のステータスを伸ばすよりは効率が良くないので、どちらか片方を選ばないといけない場面では音骸スキルダメージ関連のステータスを伸ばすことを優先しましょう。
ただ、現状では音骸スキルダメージを強化できる装備・サポーターが一部に限られているので、重撃ダメージ関連のステータス……もしくは、両方を伸ばすことができる焦熱ダメージ・攻撃力%のステータスを伸ばせる装備・サポーターでガルブレーナを強くするようにしましょう。
味方の音骸スキル発動で火力アップ
ガルブレーナのもう1つの特徴として、「味方の音骸スキルの発動で火力をアップする」というものがあります。
ガルブレーナ自身を含む味方が音骸スキルを発動すると、ガルブレーナは「余炎」という専用のゲージを獲得します。
「余炎」はガルブレーナの共鳴回路の左側の赤いゲージ、ガルブレーナが控えにいるときはアイコンの下のゲージで確認できます。
この「余炎」が多いほどガルブレーナは後程お話する強化状態「ハイポスタシス・デビル」中の火力を伸ばすことができます。
※強化状態「ハイポスタシス・デビル」については「ガルブレーナの戦い方」で解説します。
「余炎」は味方の音骸スキルの発動5回で最大となりますが、同じ音骸スキルの発動は1回までしかカウントされません。
なので、クールタイムの短い音骸スキルを連続して使っても意味がないということですね。
カンタレラやフローヴァといったスキルの発動が音骸スキル発動扱いのキャラクターをPTに採用することで、ガルブレーナの強化状態「ハイポスタシス・デビル」中の火力を伸ばすことができます。
相性の良いキャラクター
そんなガルブレーナと相性の良いキャラクターについてですが、ガルブレーナが実装されたVer2.7前半時点はぴったり噛み合うキャラクターがいない状況です。
というのも、ガルブレーナの主力となる音骸スキルダメージを伸ばせるサポーターがいないためです。
そのため、ある程度ガルブレーナとのシナジーを持っているキャラクターパワーの高いキャラクターと組むのが、現時点でのおすすめの運用となっています。
1つ目のおすすめは焦熱ダメージアップ・焦熱ダメージブースト・焦熱耐性デバフ・攻撃力%と焦熱関連の幅広いサポート能力を持ったルパをガルブレーナのサポーターとして採用するPTです。
3人目は回復・シールドといった耐久サポート能力を持ちつつ火力も出せるブラントが最もおすすめですが、ショアキーパー・ヴェリーナといった汎用ヒーラーでも十分強いです。
もう1つ目のおすすめは音骸スキル発動扱いの攻撃が多いフローヴァ・カンタレラのPTの3人目としてガルブレーナを採用する形です。
ガルブレーナ視点ではサポート面で噛み合っているわけではありませんが、フローヴァ・カンタレラが音骸スキル発動扱いの攻撃を複数持っているので、ガルブレーナの「余炎」のゲージを最大まで溜められる…という間接的なシナジーがあります。
実際に戦って試してみましたが、ルパ採用PT、フローヴァ・カンタレラPTのどちらの運用の場合でも、ガルブレーナとそれ以外のキャラクターのスペックが高いので、ぴったり噛み合っていなくてもキャラクターパワーの高さのおかげでエンドコンテンツでもしっかり戦える強さを持っていると思います。
重撃ダメージブーストサポートができるユーノ・モルトフィーをガルブレーナのサポーターとして採用するのも悪くはない選択です。
ただ、先ほどもお話した通りガルブレーナは重撃ダメージ扱いの攻撃の比率はそこまで高くないので、ガルブレーナだけに火力役を依存するのはあまりおすすめしません。
ガルブレーナと相性の良さそうなキャラクターはVer2.7後半で実装される「仇遠」だと思われます。
仇遠は音骸スキルダメージブースト50%のサポート能力を持っていて、音骸スキル発動扱いの攻撃を複数所持しています。
ガルブレーナを強く使いたい人は仇遠を入手する余力は残しておきましょう。
ガルブレーナの戦い方
ガルブレーナはメインアタッカーとして火力を出すことがPTでの役割です。
ガルブレーナは「味方の音骸スキルの発動で火力をアップする」という特徴を持っているので、ガルブレーナで戦い始める前にサポーターで音骸スキルを忘れずに発動するようにしましょう。
基本的なスキル回しはこのようになります。
変奏スキル(+音骸スキル)>通常攻撃234>回避>通常攻撃234>強化共鳴スキル>共鳴解放>強化通常攻撃2345>回避>強化通常攻撃345>キャラ交代
流れとしては、
- サポーターがバフをかけたり音骸スキルを発動してガルブレーナに交代
- 通常攻撃などで共鳴回路の青いゲージ(魔炎)を溜める
- 強化共鳴スキルを発動して強化状態「ハイポスタシス・デビル」に入る
- 共鳴解放で強化状態「ハイポスタシス・デビル」の各種攻撃の倍率をさらに強化
- 通常攻撃や重撃でゲージを消費する
という感じです。
スキル回しの中に回避(地獄渡り)が入っているのは、固有スキル「獲物を狩り尽くす」のスタックを敵に付与するためです。
固有スキル「獲物を狩り尽くす」については後ほど詳しく解説しますが、ガルブレーナは敵に専用のスタックを付与するために複数の攻撃タイプで敵を攻撃する必要があります。
ガルブレーナは回避を使用しても通常攻撃のカウントがリセットされないのでスキル回しの中で「回避のタイミングは自由」です。
余裕があるとき、もしくは敵の攻撃を避ける必要があるときに回避を入れましょう。
共鳴回路について(魔炎・余炎)
ガルブレーナの共鳴回路には2つのゲージがあります。
まず右側の青いゲージ「魔炎」についですが、こちらはガルブレーナが各種攻撃を敵に命中させたときに獲得できます。
基本的には通常攻撃・重撃で溜める…という認識で問題ありません。
青いゲージがMAXになると強化共鳴スキル「悪魔の翼撃」が発動できるようになり、強化共鳴スキルを発動すると強化状態「ハイポスタシス・デビル」となり各種攻撃が強化されます。
強化状態「ハイポスタシス・デビル」では共鳴回路のゲージが変化し、このゲージを通常攻撃・重撃で消費して戦います。
強化状態「ハイポスタシス・デビル」中の攻撃は共鳴解放で強化されるので、
- 青いゲージをMAXまで溜める
- 強化共鳴スキル「悪魔の翼撃」を撃つ
- 共鳴解放を発動
- ゲージを消費し切るまで通常攻撃や重撃で戦う
というのが紹介したスキル回しで行っていたガルブレーナの戦い方となっています。
強化状態「ハイポスタシス・デビル」はゲージを使い切るか50秒経過しない限りは効果が消えないので、頻繁にキャラクター交代をして戦う立ち回りを取り入れることも可能です。
もう1つの左側の赤いゲージ「余炎」についてですが、こちらはガルブレーナを含む味方が音骸スキルを発動したときに獲得できます。
音骸スキルの発動1回につき8pt、上限が40ptなので音骸スキル5回発動でMAXとなります。
ただし、同じ音骸スキルは1回までのカウントである点に注意してください。
クールタイムが短かったり、連発できる音骸スキルを複数回使っても意味がないということですね。
また、音骸スキルの「命中」ではなく音骸スキルの「発動」なので、複数ヒットする音骸スキルを使ってもゲージは溜められません。
赤いゲージ「余炎」は獲得したポイントごとに強化状態「ハイポスタシス・デビル」の火力がアップします。
赤いゲージ「余炎」1ptごとに1.5%…上限の40ptで60%の敵が受けるダメージのアップなのでとても大きな火力アップですね。
ガルブレーナが強化状態「ハイポスタシス・デビル」に入る前…つまり、強化共鳴スキルを撃つ前に、音骸スキルをしっかり発動しておきましょう。
固有スキル「獲物を狩り尽くす」
ガルブレーナは固有スキル「獲物を狩り尽くす」の効果により、各種攻撃で敵に「定まり死」というスタックを付与することができます。
「定まり死」が付与された敵に対するガルブレーナの攻撃は1スタックごとに5%のダメージブースト、最大4スタックのとき20%のダメージブーストを獲得できる…という優秀な固有スキルです。
注意点としては、同じ敵に対して同じ攻撃で5秒以内に付与できる「定まり死」のスタックが1回に制限されていることです。
なので、基本攻撃だけで戦っていると「定まり死」のスタックがあまり溜められません。
「定まり死」のスタックはガルブレーナ専用の回避「地獄走り」でも付与できるので、敵の攻撃を避ける必要がない場面でもときどき回避をして「定まり死」を付与するようにしましょう。
ガルブレーナは回避を使用しても通常攻撃のカウントがリセットされないので、回避をすることがダメージの低下には繋がりづらいようになっています。
共鳴スキルの使いどころ
ガルブレーナの普通の共鳴スキルは倍率が非常に低いです。
そのため、スキル回しの中で共鳴スキルを使うことは基本的にありません。
ただ、近接アタッカーであるガルブレーナが敵に接近するときに使えますし、共鳴解放の発動に必要な共鳴エネルギーの回収量が優秀なので、共鳴エネルギーを回収する手段として共鳴スキルが使えます。
ガルブレーナから他のキャラクターに交代する直前など、要所要所で共鳴スキルを使っておくと共鳴解放の発動ハードルが下げられて便利なので、余裕があったら取り入れてみてください。
「内燃」について
ガルブレーナが各種攻撃を発動すると専用のゲージが動く様子が見られます。
これは「内燃」というパッシブ効果で、このゲージが動いている間(4秒間)はガルブレーナが攻撃力20%と中断耐性アップの自己バフを獲得します。
ほぼ常時発動しているので、戦っている最中にこのゲージのことを意識する必要はありません。
スキルの優先度
ガルブレーナのスキルで優先したいものは共鳴回路・共鳴解放・基本攻撃です。
共鳴回路は強化状態「ハイポスタシス・デビル」中の各種攻撃の倍率に影響します。
共鳴解放の効果で倍率が1.85倍、赤いゲージ「余炎」の効果で敵の被ダメージが1.6倍(最大)に増えるので、スキル説明の表記以上のダメージを出してくれます。
そのため、共鳴回路は最優先で投資しましょう。
共鳴解放と基本攻撃は倍率がそこそこ高く、必ず使う攻撃なので次点で投資しましょう。
特に共鳴解放は音骸スキルダメージ扱いの攻撃なので、音骸スキルダメージの火力を伸ばせる装備・サポーターが揃っている状況だと火力を伸ばしやすいです。
共鳴スキルと変奏スキルは倍率がとても低いです。
育成リソースに大きな余裕がある人以外は投資しなくて良いと思います。
固有スキルは「獲物を狩り尽くす」の方はガルブレーナの火力に大きく影響するのでとても重要です。
ただ、「罪を喰らい尽くす」はそこまで重要ではなく、ガルブレーナの運用に与える影響は今のところ小さく育成リソースに余裕がないのであれば開放しなくても良いと思います。
ガルブレーナが立ち回りの中で回避をある程度使うキャラクターなので、ガルブレーナ以外のキャラクターがスタミナを多用する場合、必要に感じるかもしれません。
ステータスボーナスはリソースの消費は重たいですが、ガルブレーナを確実に強くしてくれます。
スキルレベルを上げたあと開放するようにしましょう。
武器の比較
ダメージ計算の結果は最大火力を比較したもので、スキルのローテーションは考慮していない点に注意してください。
モチーフ武器「ルクス&アンブラ」が強力です。
PT編成にもよりますが、メインアタッカーであるガルブレーナはPTの中でダメージを出す割合が高い傾向にあります。
ガルブレーナの火力がPTの強さに大きく影響されるので、ガルブレーナを強く快適に使いたい人は「ルクス&アンブラ」の入手をおすすめします。
「ルクス&アンブラ」以外の星5武器は横並びです。
持っているものを装備しましょう。
星4武器は妥協の選択肢となっています。
有償の先駆ラジオで入手できる「紅炎」は星4武器の中では悪くない選択肢ですが、調律ランク5にしてようやく恒常星5武器「不変の湖煙」に少し劣る程度の性能です。
ラジオ武器を調律ランク5にするのに数か月から半年以上かかるので大きな期待はしないようにしましょう。
適性音骸セット
ガルブレーナの適性音骸セットは「インフェルノ・シャドウ」です。
ガルブレーナは特に意識しなくても3セット効果を発動でき、クリティカル20%と焦熱ダメージ16%を獲得できます。
残り2セットは焦熱ダメージ10%を確保できる音骸セットがおすすめですが、メイン音骸に「コロサウルス」を採用したいので「ハウリングフレイム」2セットを選択するのがおすすめです。
コロサウルスはメイン音骸に装着するだけで焦熱ダメージ12%・音骸スキルダメージ20%を獲得できます。
召喚系の音骸で扱いやすく、また音骸スキルダメージアップを獲得できる数少ない手段の1つなのでおすすめです。
音骸のメインステータス・サブステータス
ガルブレーナの音骸のメインステータスはこのようになります。
クリティカル系の武器を装備する場合を除いて、コスト4音骸はクリティカルにした方が安定して火力を伸ばしやすいです。
ガルブレーナはダメージアップ系の自己バフを持っていないので、コスト3音骸は焦熱ダメージにしましょう。
※「余炎」の効果の「敵の受けるダメージアップ」と、装備・サポートなどで確保できる「●●ダメージアップ:はダメージ計算式上では別枠です。(ややこしい)
サブステータスはクリティカル・クリティカルダメージを最優先に確保しつつ、次点で攻撃力%・共鳴効率がついていると嬉しいです。
重撃ダメージも無駄ではないですが、音骸スキルダメージ扱いの攻撃の火力を伸ばせないので、優先度はやや下がります。
PT編成や立ち回りにもよりますが、共鳴効率は120%程度あると共鳴解放の発動が安定します。
共鳴エネルギーの不足を感じる場合、他の有用ステータスを削って共鳴効率の確保を優先しましょう。
まとめ
というわけで、ガルブレーナの解説でした。
思ったより近接アタッカーだったのが好みの分かれるところかもしれませんが、ゲージの管理が複雑ではありませんし、操作がシンプルなのもあって敵の動きを見る余裕を作りやすいです。
なので、近接アタッカーの中でも扱いやすい部類かもしれません。
自由なタイミングでキャラクター交代ができるキャラクターなので、プレイヤースキルによる拡張があるのも良いですね。
現状では音骸スキル発動扱いの攻撃を持っているキャラクターが一部に限られていること、音骸スキルダメージを伸ばせるサポーターが不在なこともあってガルブレーナ本体の火力を伸ばすのが難しくなっています。
ガルブレーナ自身を強く使い人は仇遠の入手も視野に入れた方が良いかもしれません。
ただ、ルパPTやフローヴァPTとある程度のシナジーがあるので、現状でもPT単位で見るとコンテンツ攻略に困ることはないと思います。
カッコいいガルブレーナを使ってみたい人はぜひお迎えしてみてください。