どうも、け。 です。
今回はVer2.5で実装された「フローヴァ」についての解説をしていこうと思います。
この動画でフローヴァのことをよく知って、堂々と暗躍できる大人を目指していきましょう。
フローヴァ解説!裏から火力出すしサポートするし本体も強い 音骸スキルの発動をトリガーに追加攻撃 カンタレラ不在でも限定アタッカーに相応しい火力役
フローヴァは消滅属性のメインアタッカーで、フローヴァ自身も火力を出せますが、「ヘカテー」という召喚物を操って控えにいる状態でも火力が出せるという今までの鳴潮のキャラとは少し変わったコンセプトのキャラクターです。
フローヴァを出場キャラクターにして「ヘカテー」を操作することもできるのですが、「控えにいると自己バフを獲得できる」「終奏スキルで味方にバフを配れる」「他のキャラクターを操作できる」といった感じに出場し続けるよりも控えにいる方がメリットは多いです。
そのため、「ヘカテー」を召喚したらフローヴァは退場……というのが基本的な動きとなりますね。
味方の音骸スキル発動で追加攻撃
フローヴァが共鳴解放で召喚する「ヘカテー」には味方の音骸スキルの発動に合わせて強化攻撃を行うというギミックがあります。
つまり、フローヴァPTには多くの攻撃が音骸スキル発動扱いの「カンタレラ」がとても重要ということですね。
カンタレラは
- 共鳴解放の発動
- 強化状態中に発動できる共鳴スキル
- 強化状態中に発動できる強化共鳴スキル「五感ドレイン」
が音骸スキル発動扱いの攻撃として扱われます。
カンタレラの場合は他のキャラクターよりも3回多く、音骸スキル扱いの攻撃が発動できる……つまり、攻撃倍率で約1000%以上もフローヴァが火力を出せるようになると考えると、その強力さが伝わると思います。
(一般的なサブアタッカーの共鳴解放の倍率が1000~1500%前後)
それだけでなく、カンタレラは終奏スキルで消滅属性・共鳴スキルダメージブーストができるので、共鳴スキルダメージをメイン火力とするフローヴァ自身の火力を大きく伸ばすことができます。
フローヴァを強く使いたい人はカンタレラの入手も視野に入れましょう。
サポートもできるアタッカー
一方で、フローヴァはメインアタッカーでありながら終奏スキルで消滅・重撃ダメージブーストサポートができるという特徴もあります。
なので、重撃ダメージをメイン火力とする消滅属性のキャラクター「ロココ」の火力を大きく伸ばすことができます。
ロココは終奏スキルで味方に付与できる探索モジュールが音骸スキル発動扱いなので、(カンタレラ以外の)他のキャラクターよりも1回多く音骸スキルを発動できます。
そのため、カンタレラほどではありませんが、フローヴァの「ヘカテー」の強化攻撃の回数を増やすことができますね。
フローヴァの終奏スキルのダメージブーストサポートは、ロココ以外にも消滅属性のアタッカーである消滅漂泊者・丹瑾の火力を伸ばすこともできます。
「ヘカテー」だけでなく、フローヴァ本体の火力もアタッカーとして十分高いこと……そして、アタッカーでありながら終奏スキルで他のキャラクターをサポートができるというこの特徴により「サポートもできるアタッカー」というのもフローヴァの強みの1つとなっています。
なので、カンタレラ不在の音骸スキル発動があまり多くないPTでも、強いフローヴァPTを作ることができます。
カンタレラが入手できるまでフローヴァが実戦投入できないということは全くなく、むしろカンタレラ不在の時点から強力なキャラクターです。
フローヴァにとってのカンタレラは「拡張性の1つ」と捉えても良いかもしれません。
フローヴァの戦い方
フローヴァはメインアタッカーではありますが、共鳴解放で「ヘカテー」を召喚し、フローヴァ自身は控えから火力を出したり、次のキャラクターをサポートすることで強みを発揮するキャラクターです。
フローヴァ自身がヘカテーを操作することもできるのですが、少なくとも無凸時点では強いとは言えず、そもそも視界が悪すぎて操作性が悪いのでおすすめしません。
そのため、素早く「音符」を6つ溜めて、共鳴解放を発動、「ヘカテー」を召喚してキャラクター交代するようにしましょう。
フローヴァには他のキャラクターのように「共鳴エネルギー」という仕組みがないので、「音符」を6つ溜めて強化重撃「終の楽譜の書き手」をしないと共鳴解放が発動できない点には注意してください。
フローヴァが召喚した「ヘカテー」は味方の音骸スキル発動に合わせて強化攻撃をしてくれます。
そのため、他のキャラクターを操作するときは音骸スキルの発動を忘れないようにしましょう。
「ヘカテー」の強化攻撃は敵の動きを止めたり、敵を引き寄せたりする効果があるので、フローヴァ以外の味方は音骸スキルを発動することで任意のタイミングで敵の動きをコントロールすることができます。
同一音骸スキルの連続使用では意味がない
注意点として、フローヴァが召喚する「ヘカテー」の強化攻撃のトリガーとなる「音骸スキルの発動」は、同一音骸スキルは1回までしかカウントされません。(※ヘカテーを召喚するごとにカウントはリセット)
なので、「ナイトメア・無冠者」のような連続して音骸スキルを発動できる音骸、コスト1音骸のような音骸スキルのクールタイムが短めの音骸を使用しても1回までしか強化攻撃が発動できません。
スキル回し
フローヴァの基本的なスキル回しはこのようになります。
変奏スキルなし(初動):
音骸スキル>共鳴スキル→強化通常攻撃(強化共鳴スキル)>通常攻撃123→強化通常攻撃(強化共鳴スキル)>通常攻撃123→強化通常攻撃(強化共鳴スキル)>強化重撃>共鳴解放
変奏スキルあり:
変奏スキル→通常攻撃3→強化通常攻撃(強化共鳴スキル)>音骸スキル>通常攻撃123→強化通常攻撃(強化共鳴スキル)>通常攻撃123→強化通常攻撃(強化共鳴スキル)>強化重撃>共鳴解放
いつも通り鳴潮のスキル説明はややこしくて大変ですが、フローヴァもやることは単純です。
共鳴解放のあとキャラクター交代をしてから、再度フローヴァに戻すと共鳴解放の演奏が終了してしまうので、他のキャラクターのスキル回しが終わるまではフローヴァに戻さないようにしましょう。
ただ、24秒以内に戻さないと強化変奏スキル「永遠なる命の組曲」が打てなくなってしまうので、共鳴解放を発動してから24秒以内にはフローヴァで変奏スキルを撃てるようにしたいですね。
共鳴回路の「音符」の仕組み
共鳴回路の「音符」の仕組みについてですが、フローヴァが通常攻撃3段目と共鳴スキル、そしてそれらの攻撃から派生する強化通常攻撃・強化共鳴スキルを敵に命中させることで、それぞれに対応した「音符」を獲得できます。
そして、変奏スキル、もしくは音骸スキル発動のあとに獲得できる「音符」は「楽の音・カデンツァ」に強化されます。
「難しいことを考えたくないよ」という人は、「通常攻撃や共鳴スキルを撃って音符を6個溜めればいいんだ」ということをとりあえず押さえておけば問題ありません。
「音符」が6つ溜まると、フローヴァは強化重撃「終の楽譜の書き手」が撃てるようになり、その後に共鳴解放の発動が開放されます。
強化通常攻撃か強化共鳴スキルか
フローヴァは通常攻撃3段目、もしくは共鳴スキルのあとに「幾重世界」という専用のモードになり、強化通常攻撃・強化共鳴スキルのどちらかを選んで発動できるようになります。
このとき、強化通常攻撃・強化共鳴スキルのどちらを選ぶかで獲得できる「音符」の種類が変わります。
通常攻撃3段目と強化通常攻撃で獲得できる「弦楽」は、「ヘカテー」の強化攻撃の倍率が高く、敵の動きを止める追加効果があります。
一方で、共鳴スキルと強化共鳴スキルで獲得できる「管楽」は、「ヘカテー」の強化攻撃の攻撃範囲が広く、周囲の敵を引き寄せる追加効果があります。
そして、変奏スキル、もしくは音骸スキル発動のあとに獲得できる「カデンツァ」は、「弦楽」と「管楽」の両方の性質を持っています。
気になる強化通常攻撃・強化共鳴スキルのどちらを選んだ方が良いのか…ですが、正直どちらを選んでも良いです。
強化通常攻撃と「弦楽」の倍率が高いですが、共鳴スキルを選んだ方が直前のモーションを共鳴スキル発動でキャンセルできるのでローテーションを短縮しやすいというメリットがあります。(ダッシュでもモーションキャンセルはできるが、スタミナ消費と回避回数を消費する)
「余韻」スタックについて
フローヴァには「余韻」という専用のバフが存在します。
「余韻」は
- 戦闘に入ったときに10スタック
- フローヴァが控えにいる状態で「ヘカテー」が強化攻撃をするごとに1スタック
獲得でき、戦闘状態が終わらない限りは永続します。
余韻の効果は2つで
- 強化重撃「終の楽譜の書き手」の倍率上昇
- クリティカルダメージアップ
1つ目は「音符」を6つ溜めたときに発動できる強化重撃「終の楽譜の書き手」の強化です。
初動の余韻10スタックと、上限の余韻24スタックで強化重撃の倍率が1.77倍も変わるので、とても強力な効果ですね。
クリティカルダメージアップも非常に強力で、余韻10スタックでクリティカルダメージ25%、余韻24スタックでクリティカルダメージ60%という強力な自己バフを獲得できます。
ただ、「余韻」の追加獲得には、フローヴァが控えにいる状態で「ヘカテー」が強化攻撃をする必要がある…つまり、味方の音骸スキル発動が必要となるため、簡単にスタックを溜めることができません。
フローヴァは戦闘開始時点でも十分強いですが、「ややスロースターターなキャラクター」と言えますね。
スキル優先度
フローヴァのスキルは、共鳴解放・基本攻撃・共鳴回路の優先度が高いです。
共鳴解放はフローヴァが召喚する「ヘカテー」の火力に影響します。
ただ、この円グラフはカンタレラとロココがいるときのもので、カンタレラ不在のときは共鳴解放のダメージ割合が低くなる点に注意してください。
基本攻撃は強力な強化重撃「終の楽譜の書き手」の火力に影響します。
共鳴回路は強化通常攻撃・強化共鳴スキルの火力に影響します。
変奏スキルは強化変奏スキル「永遠なる命の組曲」の倍率がそこそこ高いので、次点で投資したいですね。
共鳴スキルはローテーションごとに必ず使いますが、倍率があまり高くありません。
フローヴァは育てたいスキルが多いので、後回しで良いと思います。
固有スキルはどちらも重要です。
必ず解放するようにしましょう。
ステータスボーナスは一番上はシェルコインの消費が激しいのものの、確実にフローヴァの火力をアップしてくれます。
スキルの育成が終わったら開放するようにしましょう。
武器の比較
武器の比較です。
ダメージ計算の結果はローテーションを考慮していない最大火力を比較したものである点に注意してください。
モチーフ武器である「幽冥の忘憂曲」が非常に強力で、音骸スキルダメージ扱いの「ヘカテー」を大きく強化できる点も優秀です。(防御無視8%は4.26%程度の火力アップ)
正直なところ「幽冥の忘憂曲」かそれ以外か……というレベルの差ですね。
というのも、フローヴァは控えからも火力を出すアタッカーなのですが、控えにいる状態のフローヴァを強くできる武器効果の武器がほとんどありません。
できる限りフローヴァはモチーフ武器「幽冥の忘憂曲」を入手した方が良いと思います。
適性音骸セット
フローヴァの適性音骸は「ロスト・ドリーム」3セットと「二度と輝かない沈日」もしくは「ミッドナイト・ベール」2セットです。
「ロスト・ドリーム」の「共鳴エネルギー0のとき」という条件をフローヴァは常時満たすので、何も意識しなくてもクリティカル20%と音骸スキルダメージ35%アップを獲得できる……という他のキャラクターからするとズルすぎるセット効果となっています。
2セットの音骸は「絶えない余韻」でも良いですが、「絶えない余韻」を使うキャラクターが現在ほぼいないので、厳選するのであれば「二度と輝かない沈日」「ミッドナイト・ベール」のどちらかが良いと思います。
メイン音骸は「ナイトメア・ヘカテー」です。
メイン音骸に装備するだけで消滅属性・音骸ダメージアップを獲得できます。
変身系の音骸スキルですが、モーションが短くて使いやすいです。
メインステータスとサブステータス
フローヴァはダメージアップ系のステータスを自己バフやモチーフ武器で獲得しづらいので、コスト3は両方とも消滅ダメージがおすすめです。
サブステータスはクリティカル・クリティカルダメージが最優先……ですが、場合によってはクリティカルが100%を超えて溢れます。
そのため、ややクリティカルダメージを優先気味にしても良いと思います。
次点で攻撃力%・共鳴スキルダメージを確保しましょう。
フローヴァは共鳴解放に共鳴エネルギーを必要としないキャラクターなので、共鳴効率は完全に不要です。
PT編成(相性の良いキャラ)
フローヴァと相性の良いキャラクターは「カンタレラ」です。
カンタレラがPTにいれば3人目は比較的自由ですが、現状では「ロココ」が最もフローヴァPTの適性が高いですね。
消滅属性の火力役である丹瑾や消滅漂泊者、汎用サポーターのヴェリーナ・ショアキーパーを採用しても良いと思います。
カンタレラ不在の場合
カンタレラ不在の場合、フローヴァともう1人のキャラクターのダブルアタッカー編成となります。
「ヘカテー」で火力を出すことは難しくなりますが、フローヴァは「サポートもできるアタッカー」という特徴があるので十分強力なPTが作れます。
フローヴァの終奏スキルの消滅属性・重撃ダメージブーストを活かせるPT作りを目指していきましょう。
まとめ
というわけで、フローヴァの解説でした。
前情報ではカンタレラの依存度が高いキャラクター……と思われていましたが、実際に使ってみるとフローヴァ自体がとても優秀なアタッカーで、その上でサポートもできてしまうという強力なキャラクターでした。
他のキャラクターが音骸スキルを発動することで任意のタイミングで敵を引き寄せるたり動きを止めたりできるのもとっても便利ですね。
もちろんカンタレラがいるとより強いのですが、カンタレラ不在でも「限定アタッカー」として強力なキャラクターだと思います。
色々なキャラクターと組める楽しいアタッカーなので、フローヴァのことが気になっている方はぜひお迎えしてみてください。