どうも、け。です。
2023年7月20日にサービス開始した本格ガンシューティングゲーム「スノウブレイク：禁域降臨」を遊んでみたので、ゆるくレビューみたいなものを書いていきます。
キャラクターのモデリングが良く、ゲームとしての出来も良好です。
ただ、銃の照準を敵に合わせる「エイム」が求められるので人を選ぶ気がしますし、デバイスによっては遊びづらいかもしれません。
僕はPC/キーボード＆マウスで遊んだので、その点はご了承ください。
ちゃんと銃が撃てる！ スマホでも遊べる本格TPSが面白かった件【スノウブレイク】
「スノウブレイク：禁域降臨」はスマホ/PCで遊べる基本プレイ無料の本格TPS（三人称視点のシューティングゲーム）です。
銃を撃っている感じがとても良く、感度を細かく設定できるので普段TPSやFPS（一人称視点のシューティングゲーム）を遊んでいる人も満足できる出来だと思います。
PVE（プレイヤー対モンスター）がメインのコンテンツで、PVP（対人）要素は今のところありません。
ゲームの操作などのアクション面ではコンシューマーやSteamでの買い切りゲームに近く、僕は普段APEXを遊んでいますがかなり本格的に感じました。
TPSガンシューティングに、「原神」や「崩壊：スターレイル」などのスマホゲーム的なガチャ要素・育成要素を追加したゲーム……という認識で良いと思います。
ただ、課金圧はとても低く無料で配布されるSRキャラが強いです。
配布される「リフ」「ファニー」「アカシア」だけでもコンテンツの攻略は十分進められるはずです。
というか、僕はアカシアが楽で強いのでずっと使ってます。
SSRキャラもゲームを遊んでいれば2人（そのうち1人は選択できる）もらえます。
そのため、普通に遊ぶ程度であれば多額の課金やリセマラをする必要はないです。
無課金や微課金（シーズンパス購入）で十分楽しめると思いますが、一応凸のシステムもあるので石油王になろうと思えばなれなくもありません。
操作感が良くTPSとして面白いし、ARPGとしても面白い
現在僕は育成がつまるポイントであるLv40・ストーリー7章まで進めましたが、「スノウブレイク」はTPSとしてかなり面白いと感じています。
まず「銃を撃つ」という操作感が良いですね。
銃の反動はほぼないですがちゃんと敵を狙う必要がありますし、弱点攻撃やヘッドショットにはダメージボーナスがあります。
キャラクターごとのスキルも重要ですが、プレイヤースキルでゲームを遊んでいる感覚がしっかりあります。
僕はよくAPEXというPVP（対人）のFPSをやっていますが、「スノウブレイク」は普段から銃を撃つゲームを遊んでいる人にもおすすめできるゲームだと思いました。
また、キャラクターごとに個性があり、アクションロールプレイングゲームとしての面白さも感じました。
配布キャラクターの「アカシア」（SR）はスキルのナイフ投げが異様に強く、エイムをする必要がないのでTPS/FPSに慣れていない人にもおすすめです。
一方で、しっかり敵を狙う必要のある「肴（ヤオ）」（SSR）みたいなキャラクターもいます。
回復ができる支援技が強かったり、必殺技を撃つのがメインのキャラクターもいるので、パーティのバランスを考えながらパーティを組む楽しさがあります。
SSRキャラだけでなくSRキャラも強いので、キャラクター間のバランスは今のところ良く感じています。
難易度が低く、面白さを感じる地点に到達するまで非常に退屈
1つ気になったのは面白さを感じるまでに時間がかかるという点です。
「スノウブレイク」は操作の難しいスマホでも遊べることから、メインストーリー攻略の難易度がとても低く設定されています。
そのため敵の動きが遅く、数も少ないです。
正直、メインストーリーの7章まで僕は配布キャラクター「アカシア」で銃を撃ちながらナイフを投げているだけでほぼ攻略できてしまったので、キャラクター間のシナジーとかを感じる場面はなかったです。
ほとんど棒立ちの敵をただ撃ち続ける……というゲームにしか思えなかったので、首を傾げながら「スノウブレイク」を遊んでいました。
普段、TPS/FPSを遊ばない人にはちょうどいい難易度かもしれませんが、TPS/FPSが好きな人には物足りない難易度でぶっちゃけると非常に退屈でした。
なんなら、APEXの射撃訓練場でBOT撃ちをしてる方がはるかに楽しく感じます。
この「ゲームが簡単すぎる」という問題点は難易度ハードが解放されたり、高難易度コンテンツの挑戦が開放されることで解消されます。
しかし、もしかするとそこにたどり着く前に「退屈なゲーム」として切り捨てられてしまう人も多いかもしれません。
「原神」も難易度が低いアクションゲームとしてよく挙げられますが、アクションゲームが難易度が低い場合は「無双ゲー」としての爽快感に変わります。
しかし、TPS/FPSの場合は「味気のないBOT撃ち」になってしまうのが難しいですね。
特に、スマホでもできるという事情、デバイス差が大きいことが余計に問題をややこしくしている気はします。
難易度が上がると回復が必要だったり、雑魚処理の範囲攻撃が必要だったり、ちゃんと敵の弱点を狙って部位破壊をして……みたいな攻略を考えるようになりました。
キャラクターのシナジーを考えたり、武器によっての得意・不得意を考える段階になると「スノウブレイク」の面白さを一気に感じるようになります。
ストーリーは楽しめなかったけど、キャラクターモデリングの出来は良い
「僕個人」の話ですが、ストーリーは楽しめませんでした。
僕があまり好きなストーリーではなかったというのもありますし、スマホゲームあるあるな意味のない選択肢（1つしか選べないから選択肢と呼んでいいのかは不明）が鬱陶しかったです。
キャラクターのモデリングや立ち絵は可愛いので、そこを楽しむのがおすすめです。
ただ、立ち絵のおちちが3Dになるとなくなるのは、許せ……ない……！
個人的にはかなり高評価だけど、人を選ぶゲームではあると思う
ゲームが簡単すぎて2～3日首を傾げながら遊んでいましたが、高難易度の攻略を始めると一気に「スノウブレイク」の楽しさを感じるようになりました。
やっぱり大型のボスとか迫りくる雑魚の攻撃を避け、ガバる自分のエイムにキレ散らかし、なんとか倒したときの爽快感はPVEのTPS/FPSの醍醐味だと思います。
僕は銃を撃つゲーム自体あまり数をやったことがなく、PVEだと「Warframe」と「ガンファイアリボーン – Gunfire Reborn」くらいしか経験がないので、醍醐味とか語るのも変な気はしますが……。
ただ、正直に思うのは「人を選ぶゲーム」であることです。
まず、TPS/TPSが人を選びます。
TPS/FPSでは「APEX」「VALORANT」「オーバーウォッチ2」「フォートナイト」などのPVPゲームが人気ですが、そういうゲームをやる人たちがPVEのゲームをやるのか……は結構謎です。
「原神」や「ゼルダの伝説 ティアーズオブキングダム」などのアクションゲームをやる層でも、エイムが重視であるTPS/FPSをやる人はそこまで多くない気はします。
そして、肝心のスマホゲーム層は「勝利の女神：NIKKE」みたいなオート周回・放置要素が強いゲームの方が好むと思います。
「銃」と「女の子」の組み合わせが好きな変態紳士な皆さんの欲求を発散する場所って、もうすでにたくさんあるんですよね……。
僕はスマホで「スノウブレイク」をやっていないので「聞いた話」になってしまいますが、サービス開始直後に「スマホ環境のエイムアシスト（自動で敵を狙ってくれるシステム）」が強化されてかなり遊びやすくなったみたいです。
ただ、それでもTPS/FPSに対する心理的なハードルは高いですし、ハイスペックなスマホではないと動かないと思うので……やっぱり人を選びそうです。
個人的に「スノウブレイク」はかなり高評価なゲームです。
ゲームクオリティが高いですし、課金圧が低くてなんなら無課金でも楽しめます。
キャラクターバランスが良く、「好きになったキャラがSRで弱くて使えない」みたいなこともなさそうです。
しかし、このゲームは買い切りではなくて、「運営型」のゲームなんですよね。
買い切りのゲームだったら、「めっちゃいいゲーム見つけた！」ってなれるんですが………。
僕個人の気持ちとしては「スノウブレイク」は良いゲームなのでなんとか生き残って欲しいと思います。
ただ、人を選ぶ要素が強い上に競合が多いジャンルなのでなかなか大変そうな船出に感じています。
もしこの記事を読んで遊んでみようかなって思った人は、「スノウブレイク」を公式サイトからダウンロードしてみてください。
できればPCで、スマホで遊ぶとしてもコントローラーを使うのがおすすめです。
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