【原神】Ver4.5「集録祈願」の個人的なおすすめキャラクター・武器について解説

どうも、け。です。

Ver4.5期間中に開催される「集録祈願」のおすすめのキャラクター・武器について解説していきます。

好きなキャラクターをお迎えしたい人、もしくは「しっかり課金する人向け」のガチャです。

天井カウントを他のガチャと共有せず、ガチャ期間が終わると命定値がリセットされる……という実質的に天井を引き継がない仕様なので、ガチャ160回分の石を確保した上で引くようにしましょう。

 

Ver4.5「集録祈願」の個人的なおすすめキャラクター・武器について解説

欲しいキャラクター/武器が出るまで回し切るしかない後戻りできないシステムのガチャなので、キャラクターの評価は厳しめ（愛少なめ）で書いています。

→しかも、Ver4.5前半（3月13日～4月2日18時59分）といつものガチャと変わらない期間なのが判明したのでさらに慎重にガチャを回すことをおすすめします。

性能で見た場合、優秀な限定星5キャラクターよりも優先したいキャラクターはラインナップの中にいません。

ただ、原神がキャラクター性能を求められる難易度のゲームではありませんし、そもそも戦闘コンテンツに興味がない人も多いと思います。

「好きなキャラクターをお迎えしたい」という人は「集録祈願」でそのキャラクターを指定してガチャを回しましょう。

 

「エウルア」は珍しい物理アタッカー

「エウルア」は物理攻撃をメインに戦う珍しいタイプのアタッカーです。

現環境では評価の高いアタッカーとは言えない……ものの、元素爆発の瞬発力は魅力でしっかり育成を整えれば火力を出せます。

雷電将軍・フリーナ・夜蘭・ベネット・ミカなどエウルアが組むことのできるサポーターが多いので、「エウルアが火力を出すための環境」は整っているんですよね。

 

ただ、問題はサブアタッカー不足です。

現状でエウルアのパーティにエウルア以外に物理攻撃を主力として戦うキャラクターが1人もいません。

エウルアパーティには風元素キャラクターが入ることが少ないため、元素耐性を下げられない場合は元素攻撃を主軸に戦うサブアタッカーの火力は2割前後低下してしまいます。

そのため、パーティ単位での火力が伸びづらい……というのが悩みです。

エウルアの凸が進んでいるとエウルア自身の火力が大幅に向上するので誤魔化せる部分が多いと予想できますが、無凸・星4武器想定の場合ではどうしても他のアタッカーとパーティ単位での見劣りが発生してしまいます。

エウルア自体の攻撃性能は高いので、物理攻撃サブアタッカーといった追加要素があるともう少し評価が上がる見込みはあると思います。

 

「モナ」は優秀なダメージバフサポーターだが、競合が増えた

「モナ」は恒常星5キャラクターの中でも評価の高い水元素のダメージバフサポーターです。

元素爆発により短時間ではあるものの敵をダメージアップ状態（ダメージ計算式上はダメバフ扱い）のデバフを付与できます。

強力なキャラクターではあるのですが、楓原万葉・夜蘭・フリーナといった「ダメージバフサポーターの競合」が増えたのが悩みです。

モナ自身がフィールド上で戦うときの水元素付着能力は高めではあるものの、控えからの水元素付着能力はそこまで高くないのも夜蘭・フリーナと比較して見劣りする部分ではあります。

正直なところ、楓原万葉・夜蘭・フリーナを所持している場合はモナをパーティに採用する機会は大きく減ります。

また、水元素付着が重要な開花パーティでは珊瑚宮心海の立場が強いですし、バーバラ・行秋といった星4キャラクターも優秀です。

モナの基本性能が高いので十分実用的なキャラクターではありますが、「集録祈願」に原石を大量につぎ込んで引く……のであれば、限定キャラクターのガチャに投資するのが「無難」でしょう。

 

「アルベド」は強力な岩元素のサブアタッカー……だけど対ボスが苦手

「アルベド」は強力な岩元素サブアタッカーです。

他元素パーティで使われる機会は大きく減りましたが、岩元素パーティでは「アタッカーの行動を阻害せず、控えから継続的に火力が出せる上に岩元素粒子の供給もできるキャラクター」としてとても優れています。

ゴローという優秀なサポーターと噛み合う性能をしているのも大きいですね。

ゴローがいないパーティでも控えのキャラクターもサポートできるフリーナなどの実装で火力を出しやすくなっていて、「サブアタッカー」という枠組みの中で火力がとても高いです。

 

ただ、はっきりとした弱点もあって、対ボスが不向きです。

苦手というよりも「厳しい」と表現した方が適切かもしれません。

というのも、アルベドの元素スキルのお花は「岩元素創造物」で、そもそもの耐久力が低いだけでなくボスの身体に接触するだけで即時破壊されてしまいます。

再設置自体はすぐにできるのですが、「アタッカーの行動を阻害しない」というアルベドの長所を1つ失うことになりますし、肝心の火力もやや安定しなくなります。

元素スキルのお花の耐久力をもう少し上げて欲しい……というのが正直なところですが、原神はキャラクター自体の調整をほぼしないのであまり期待できないでしょう。

 

Ver4.5で実装される千織が岩元素創造物を必要とするキャラクターなのでアルベド自体の需要は高くなりそうです。

今回の「集録祈願」のラインナップの中で個人的に最もおすすめできるキャラクターで、性能面に関してもポジティブな感触を持っていますが、「岩元素パーティを頑張りたい」とか「対ボス用に別のキャラクターを用意できる」という条件付きでのおすすめです。

現状、元素爆発の元素熟知サポートが若干腐っているので、鍾離＆アルベドの岩元素共鳴サポートセットが人気だったころのようにアルベドを活用できるパーティがあるともっと良いのですが……それにはそもそも「結晶」関連のてこ入れが必要な気はしています。

 

「クレー」は理想的な動きができるなら火力が高い

「クレー」は炎元素のアタッカーです。

クレー特有のテクニックが多く、各種キャンセル行動を駆使した「理想的な動き」ができるのであれば火力は高いのですがその難易度が高いのが悩みです。

原神は操作が簡単で火力も高いキャラクターが多いゲームですからね。

お手軽に使うのであれば、ナヒーダと一緒に組んで烈開花・蒸発で戦うのがおすすめです。

2凸効果に「敵の防御力を下げる」という珍しいデバフ能力を持っていて、2凸クレーの需要はそこそこ高いです。

ただ、そのために追加で最悪320回のガチャをするほどかというと……「微妙」でしょう。

「もしクレーが引きやすくなったら2凸したいな」なんて妄想をしていたのですが、「集録祈願」の過酷さを知って勝手にがっかりした僕もいます。

コスチュームがとっても可愛いので、凸を狙うよりも先に魔女っ子クレーになるのがおすすめです。

 

「ディルック」はスタンダードなアタッカー

恒常星5キャラクターの「ディルック」は炎元素のアタッカーです。

普通に使う分にはスタンダードなタッカーなのですが、Ver4.4の「閑雲」で大きく環境が変わったキャラクター1人です。

ディルックは落下攻撃の倍率が高く、閑雲と組み合わせたときに「蒸発が狙える落下攻撃アタッカー」として開花しました。

条件を整えたときの火力は限定星5アタッカーにも負けない火力……ですが、パーティ編成には限定星5キャラクターを必要とするのでハードルも高いです。

似た動きを嘉明や完凸ベネットでもできるので、「閑雲のための落下攻撃アタッカー」としてわざわざディルックを引く必要はありません。

 

「ジン」は優秀なヒーラーで独自路線の凸効果を持つ

恒常星5キャラクターの「ジン」は風元素のヒーラーで、「翠緑の影」4セットによるデバフ役とヒーラーを兼任できる汎用性の高いキャラクターです。

味方全体を瞬時に回復できるため「フリーナ」のパーティでのヒーラーとしての需要があります。

ただ、同じく味方全体を回復できる風元素ヒーラーである「閑雲」が実装されたので競合が生まれてしまった……という事情も持ち合わせています。

また、フリーナ向けのヒーラーは多く、限定キャラクターの中には「白朮」もいます。

閑雲は探索能力に優れていて落下攻撃専門サポーターとしての能力も持っていて、白朮は草元素パーティでの需要も非常に高いです。

フリーナ向けのヒーラーとしてジンを求めて「集録祈願」を引く……くらいなら閑雲・白朮のガチャを待ちつつ、それまではシャルロット・バーバラ・ヨォーヨなどの星4ヒーラーを使うのが「無難」でしょう。

 

ただ、ジンは命ノ星座に独自の能力を持っています。

2凸の通常攻撃・移動速度アップは活用できるパーティがそこまで多くなく火力貢献もやや限定的ではありますが、4凸の風元素耐性デバフは風元素アタッカーにとって魅力的な能力です。

風元素専門サポーターのファルザンでも風元素耐性は下げられますが、風元素耐性－40％と数値が大きい……風元素耐性0％以下の敵には効果が半減して－20％になりますがそれでも数値が大きいです。

限定ガチャからのすり抜けだけでジン4凸を狙うのは過酷……なので、風元素キャラクターを愛してやまない人はこの機会にジンの凸を進めるのも選択肢の1つかもしれません。

 

武器は「狩人の道」がとても優秀だけど…武器ガチャと比べて「めちゃくちゃお得」ではない

武器に関しては限定武器ラインナップに入っているのが結構熱いです。

もしかすると今後もピックアップされるキャラクターに合わせて限定星5武器が入手できるかもしれません。

ちなみに「天井で星5武器を引く」ことを前提としたときの期待値は、「集録祈願」は約28,560円、武器ガチャは約33,060円です。

「集録祈願」は確定の天井160回で、武器ガチャは確定の天井210回なので「集録祈願はガチャ50回分……11,900円お得！」と勘違いしがちですが、実際はその半分以下の4,500円程度のお得です。

そもそもの確率が違うため、天井だけで単純に比較するのは危険なので注意してください。

まあ、武器ガチャは3天井したときの精神的ダメージがでかすぎるので、2天井で済むという心の余裕は大きいですけどね。

ともあれ「この機会を見逃すな！！！！！うおおおおおおおお！！！！！」というほどのガチャでは絶対にないので、普段の武器ガチャと同じくらい冷静に「本当に必要か」「無理のない課金ではないか」というのを考えて挑むことをおすすめします。

 

武器に関しては「狩人の道」はティナリ用の武器としてとても強力です。

ティナリ以外だと……溶解型の甘雨がベネットで攻撃力を補うことを前提にすれば強い武器です。

ただ、甘雨は凍結でも戦いますし「アモスの弓」の方が状況を選ばないですし他の武器の選択肢もそれなりに多いので、やはり「ほぼティナリ用」の弓という認識で良さそうです。

 

ディシアのモチーフ武器である「葦海の標」も優秀で汎用性も高いです。

ただ、モチーフとなる武器が存在しているキャラクターにとっては2番手・3番手となる点には注意してください。

「松韻の響く頃」は完全にエウルア用ですね。

 

恒常星5武器のために「集録祈願」を引くのは……本当におすすめしません。

甘雨用の「アモスの弓」、探索用の「四風原典」はそれなりに魅力的ですが、武器のために「集録祈願」を回すようなプレイヤーは武器ガチャに手を出す機会も多いと思います。

武器はキャラ以上にダブったときの虚無感がやばい（精錬が1進んでも数％しか火力が伸びない）ので、武器ガチャですり抜け入手できることを考えると「集録祈願」に石とリアルモラをつぎ込むほどの価値はないと思います。

 

「集録祈願」はしっかり課金する人向けのガチャ

僕個人の印象ですが、「集録祈願」は160回分の石を溜めて挑まないといけませんし、天井カウントが普段のガチャとは別々なので「しっかり課金する人向けのガチャ」という印象です。

「集録祈願」は「いつまで経っても復刻来ない問題」の対策のためのガチャで、「好きなキャラクターをお迎えするために引く」ときに利用するのがおすすめです。

まあ、そもそもガチャってそういうものですけど。

課金をあまりしない人や石に余裕がない人は「集録祈願」は見送って、自分が今使っているキャラクターと相性のいいキャラクターのために石を使ったり、まだ見ぬ推しキャラのために石を溜めておくのが良さそうですね。