どうも、け。 です。
今回はVer2.3で実装された気動属性のサブアタッカー・サポーター「シャコンヌ」の解説をしていこうと思います。
この記事でシャコンヌのことをよく知って、笑顔で歌って踊れる大人を目指していきましょう。
将来有望!風蝕効果サポーター「シャコンヌ」解説! 風蝕効果アタッカーが実装されてから本番 今後追加されるキャラクターの情報を要チェック
シャコンヌは「風蝕効果」というデバフの付与と、「風蝕効果」のダメージブーストサポートの能力を持ったキャラクターです。
また、通常攻撃4段目や共鳴解放で召喚した分身「共奏の影」の近くにいるキャラクターに気動ダメージ24%アップのサポートもできます。
その他にも強化重撃で敵を集めたり(牽引)や、モチーフ武器「森のアリア」による敵の気動耐性デバフといった複数のサポート能力を持っていて、シャコンヌ自身の火力もサブアタッカーとしては十分な水準です。
ただ、肝心の「風蝕効果」を活かせるキャラクターがVer2.3現在では実装されていないので、「風蝕効果のサポーター」としての「就職先」がありません。
そのため、「そこそこの火力が出せて集敵と気動属性ダメージアップができるサポーター」という立ち位置におさまっています。
現状でもシャコンヌを採用できるパーティはいくつかありますが、「未来の風蝕効果アタッカーのためのサポーター」として考えるのが無難だと思います。
気動属性サポーターとしてのシャコンヌ
シャコンヌは気動ダメージ24%アップのバフ、またモチーフ武器「森のアリア」の武器効果によって気動属性耐性デバフを敵に付与することができます。
そのため、気動属性のキャラクター向けの汎用サポーターとして運用もできます……が、さすがにダメージブーストができるサポーターの方が優秀です。
というのも、ダメージ計算式上、「ダメージブースト」は武器・音骸や自己バフで獲得できるダメージアップとは別枠であるためです。
気動属性ダメージ24%アップは、そのキャラクターが確保しているステータスにもよりますが約8~10%程度の火力アップです。
それに対して、例えば「散華」の通常攻撃ダメージブースト38%は約33%の火力アップと凄まじいです。(それに加えて散華は攻撃力20%のバフまで持っている)
気動属性耐性-10%は約11~12.5%の火力アップなので、シャコンヌがモチーフ武器を持っていたとしてもダメージブーストサポーターにサポート面で見劣りしてしまいます。
ただ、シャコンヌにも敵を集める能力があったり、本人もそこそこの火力が出せるため「悪くはない選択肢」ではあります。
攻撃範囲が広めのキャラクターなので、複数の敵を巻き込める集団戦で特に活躍できますね。
騒光効果付与役としてのシャコンヌ
シャコンヌの共鳴解放は「風蝕効果」の代わりに「騒光効果」を選択して付与することもできます。
なので、フィービー、ザンニーといった騒光効果アタッカー向けの騒光効果付与役としても機能します。
アタッカー型のフィービーは騒光効果が付与されている敵に対して強化重撃の火力が大幅に上昇するという特徴を持っています。
回折漂泊者の場合、複数の敵に対して騒光効果を付与しづらく、フィービーは対集団戦……特に敵が次々と登場するWAVE戦が苦手という事情がありました。
シャコンヌは控えから継続的に敵に騒光効果を付与できるので、そんなフィービーの弱点を補うことができます。
ただ、シャコンヌ単独の騒光効果付与では騒光効果を10スタック維持して付与することはできません。
なので騒光効果付与役がシャコンヌだけの場合、「エターナル・ライト」5セット効果の回折ダメージアップの方は諦めないといけません。
ザンニーは味方の騒光効果付与でエネルギーを獲得し、それを利用して戦うアタッカーです。
ザンニーは騒光効果の付与を18スタック程度必要とするので、シャコンヌ単独での騒光効果付与では頻度が足りません。
そのため、フィービーや回折漂泊者と併用しての採用になります。
また、サポート型フィービーの騒光効果ダメージブースト100%が「壊れ」ているので、さすがにフィービーを押し退けてシャコンヌが採用されることはありません。
ただ、ザンニー・フィービー・シャコンヌという組み合わせ自体はアリで、シャコンヌの騒光効果付与のおかげでザンニーが共鳴解放の強化状態で戦える時間が通常攻撃1セット分増えます。
ザンニー・フィービー・回折漂泊者でも同じことはできますが、シャコンヌの場合は頻繁にキャラクター交代をしながら戦う必要がないので、ローテーションが簡単になるのが強みですね。
ただし、ヒーラーがいなくなってしまうのがこのPTの弱点なので、敵の攻撃をしっかり回避する必要はあります。
……という感じに、フィービー、ザンニーにとってシャコンヌは「一軍」のサポーターとは言えないかもしれませんが、状況によっては選択肢に挙がるサポーターです。
もし風蝕効果アタッカーが実装されたら
さて、現状では気動属性サポーターとしても騒光効果付与役としても「使おうと思えば使える」くらいのシャコンヌですが、風蝕効果アタッカーが実装された場合にどのような躍進を遂げるのでしょうか。
風蝕効果アタッカーをザンニーのような「通常攻撃とか重撃などのメインとなる攻撃が風蝕効果ダメージ扱い」として仮定した場合、風蝕効果アタッカーは
- 気動属性ダメージ24%アップ
- 気動属性耐性-10%デバフ
- 風蝕効果ダメージブースト100%
- 継続的かつ超広範囲の風蝕効果付与
のサポートの恩恵を受けられます。
特に風蝕効果ダメージブースト100%が凄まじいですね。
未来の風蝕効果アタッカーが自己バフでダメージブーストのステータスを持っているかどうかにも大きく左右されますが、火力50~85%前後アップが期待できます。
シャコンヌは風蝕効果アタッカーにとって非常に重要なサポーターになると思われるので、今後の情報をチェックしておきたいですね。
シャコンヌの戦い方
シャコンヌは敵に風蝕効果を付与し、終奏スキルで風蝕効果ダメージブースト100%という強烈なサポートを行うのがパーティでの役目です……が、現状では風蝕効果アタッカーが不在なので「将来のお話」としてお聞きください。
サポーターとしての動きを重視する場合、シャコンヌは素早くスキルを回して協奏エネルギーをMAX(=100)にし、次のキャラクターに交代しましょう。
シャコンヌの共鳴解放
シャコンヌは共鳴解放を撃つと選んだボタンに応じて「風蝕効果」と「騒光効果」のどちらかを敵に付与できるようになります。
シャコンヌは共鳴解放を撃ってしまうともう一度共鳴解放のボタンを押して共鳴解放を解除するか、他のキャラクターに交代してからまたシャコンヌに交代しない限りはその場から動けなくなってしまいます。
なので、共鳴解放は最後に撃つようにしましょう。
キャラクター交代をしても攻撃と異常効果の付与は続けてくれるので、共鳴解放中にキャラクター交代をしても問題ありません。
「共奏の影」によるソロ演奏の気動ダメージアップ
通常攻撃4段目、もしくは共鳴解放で召喚した「共奏の影」は「ソロ演奏」という状態になっていて、シャコンヌ自身を含む近くのキャラクターの気動ダメージ24%アップという優秀なバフを付与してくれます。
バフを受け取っているキャラクターは体に緑色のエフェクトが表示されるので、それで判別がつくと思います。
共鳴回路の仕組み
シャコンヌの共鳴回路のゲージは通常攻撃4段目の発動、変奏スキルの発動で溜めることができます。
どちらも敵に攻撃を命中させる必要はないので、素振りでも溜めることができます。
通常攻撃4段目……と聞くと、シャコンヌそこまで発動させるのはなかなか大変に思えますがは
- 変奏スキル→通常攻撃34
- ジャンプ→空中攻撃12→通常攻撃4
- 共鳴スキル→通常攻撃234
のように通常攻撃をの前半をスキップする手段が豊富で、回避で通常攻撃を中断したときも中断した途中から通常攻撃を続けることができます。
なので、通常攻撃4段目を発動するのはそこまで大変ではありません。
共鳴回路のゲージをMAXまで溜めると強化重撃「四拍子の強拍」が撃てるようになります。
かなり広い範囲の敵を集める効果があって、倍率も高めの優秀なスキルです。
ちなみに、通常攻撃4段目を発動した瞬間に共鳴回路のゲージは溜まるので、そのあとのモーションはジャンプなどでキャンセルしてしまっても問題ありません。
なので、通常攻撃4→ジャンプ→空中攻撃12→通常攻撃4→ジャンプ→空中攻撃12→通常攻撃4……というふうに立ち回ることで共鳴回路のゲージを素早く溜めて、強化重撃を撃つことができるようになります。
ジャンプキャンセルのタイミングですが、共鳴回路のゲージが溜まる(=通常攻撃4段目の発動)のを目印にするとタイミングが図りやすいと思います。
スキル回し
シャコンヌのサポート運用の場合の基本的なスキル回しはこのようになります。(最も簡単なもの)
変奏スキル→通常攻撃34→共鳴スキル→通常攻撃234→強化重撃→共鳴解放→キャラクター交代
敵に攻撃が命中していなかったりして協奏エネルギーの不足を感じる場合は追加で通常攻撃を敵に命中させてください。
共鳴解放の発動の前に協奏エネルギーが4分の3程度溜まっていると、共鳴解放の発動とQTEの入力で協奏エネルギーがMAXになるので、それを目安にしてみてください。(協奏エネルギーがMAXで風蝕効果を選択する場合はQTEを入力する必要はない)
スキル優先度
最も火力が出せるのは共鳴解放で、倍率もサブアタッカーポジションのキャラクターとしてそこそこ以上です。
シャコンヌを使う上で要となるスキルなので、共鳴解放には投資しておきましょう。
共鳴回路は強化重撃の火力に影響します。
強化重撃は倍率が高めで、敵を集めることもできる優秀なスキルです。
先ほど紹介したサポーターとしての動きのローテーション中では1回しか使わないのでこのグラフでの割合は少なめですが、普段使いでシャコンヌを使うときによく使う攻撃なので投資しておいても良いと思います。
基本攻撃は倍率はあまり高くありませんが、通常攻撃の使用頻度は高いので余裕があったら伸ばしておいても良いと思います。
共鳴スキルは倍率が低いですし、使う場面も限られているので後回しで良いです。
固有スキルはどちらも優秀で、特に「幕間の伴奏」の方は共鳴解放でQTEを選択しているときの事故防止にもなるので必ず開放しておきましょう。
ステータスボーナスは確実にシャコンヌの火力を伸ばせますが、リソースの消費が重ためなので、先にアタッカーの育成を終えてからでも良いと思います。
おすすめの武器
シャコンヌの武器はモチーフ武器である「森のアリア」がシャコンヌ自身の火力が最も伸び、また気動属性耐性デバフができる点でも優れています。
気動属性耐性-10%は敵の耐性にもよりますが、敵が気動属性耐性20%のときは12.5%の火力アップ、敵の気動属性耐性10%のときは約11%の火力アップです。
将来的に風蝕効果アタッカーのサポートをする場合は入手を視野に入れても良いと思います。
ただ、アタッカーが他の星5武器からモチーフ武器に乗り換えたときの火力上昇が一般的に15~20%以上であることを考えると、アタッカーの武器を優先した方がPT単位では強くなりやすいです。
そのため、石に余裕がない場合は「森のアリア」は後回しでも良いと思います。
恒常星5武器「不変の湖煙」もとても優秀です。
シャコンヌ自身の火力は見劣りするものの共鳴効率ステータスは嬉しく、また次に登場するキャラクターに攻撃力10%のバフを付与できます。
攻撃力10%は他のPTバフやサポートするキャラクターの自己バフ・装備などにもよりますが、おおよそ3~4%前後の火力アップです。
「大きい」とは言えない火力アップですが、確実なアタッカーの強化となります。
その他の選択肢としては共鳴効率が大量に確保でき、共鳴スキル発動時に追加で協奏エネルギーを獲得できる「華麗カテンツァ」がおすすめです。
音骸セット
「バウンドレス・スカイ」もしくは「月を窺う軽雲」がおすすめです。
気動属性のキャラクターをサポートする場合でも、メイン音骸を含めたサポートの量は「月を窺う軽雲」の方が優秀ですが、「バウンドレス・スカイ」はシャコンヌ自身の火力も伸ばせます。
サポートを重視したい場合は「月を窺う軽雲」、シャコンヌでもしっかり火力を出したい人は「バウンドレス・スカイ」を装備しましょう。
シャコンヌにあまり育成リソースを使いたくない人は他のキャラクターでも使い回しできる「月を窺う軽雲」がおすすめです。
音骸ステータス
コスト4はクリティカル系の武器を選択する場合はクリティカルダメージ、それ以外の武器を選択する場合はクリティカルにしておくとステータスのバランスが良くなります。
共鳴効率は130%程度確保しておくと安定して共鳴解放が撃てるようになります。
シャコンヌに火力を求めない運用だったり、あまり音骸厳選をしたくなかったりする場合はコスト3音骸で共鳴効率を選択するのもアリだと思います。
未来への投資
というわけで、シャコンヌの解説でした。
実際に使って見た感じ、「未来の風蝕効果アタッカー」のためのキャラクターというのが僕の感触です。
シャコンヌ自身がそこそこ火力が出せますし、風蝕効果以外の部分のサポートもできる強いキャラクターなので工夫次第では活躍の場を作ってあげることはできますが、鳴潮リリースから1年経って色々と煮詰まってきている今の環境だと「就職先」がないのはちょっと苦しいです。
シャコンヌが好きでお迎えした人は、今後実装されると思われる風蝕効果アタッカーを待つのが良さそうです。