どうも、け。です。
今回はVer2.4で実装された元聖女様「カルテジア」の解説をしていこうと思います。
この動画でカルテジアをよく知って、憧れの騎士を目指していきましょう。
圧倒的ヒロイン!風蝕効果アタッカー「カルテジア」解説! フルールドリスの火力が高いけど意外と風蝕効果の持続ダメージも強い カルテジアも普段使いなら十分な火力(武器・音骸・スキル回し・ローテ)
カルテジアは「風蝕効果」に関連するアタッカーで、風蝕効果が付与された敵に対してカルテジアの与える火力が上昇する能力を持っています。
また、風蝕効果の持続ダメージ自体を強化する能力も持っているので、カルテジア本人だけでなく風蝕効果でも火力を出すことができます。
その他にも見ての通り……ではありますが、カルテジアには「カルテジア」と「フルールドリス」という2つのモードがあって、そのせいでスキル説明の「レシート」が過去例を見ないレベルで混沌としています。
ただ、カルテジアの動かし方自体はシンプルなので、その点はご安心ください。
カルテジアのもう1つの大きな特徴として、スキルの倍率がHP上限を参照しています。
そのため、他のキャラクターとは異なり、武器や装備でHP%を重視する必要がある点に注意が必要です。
また、ヴェリーナの固有スキル、音骸セット「月を窺う軽雲」「喧騒に隠す回光」といった定番のPTバフがカルテジアには意味がないので、カルテジア専用のPTを作る必要がある……のはカルテジアの「高嶺の花」な要素と言えるかもしれません。
一方で、HPが高いからといって火力と耐久力を両立できるというわけではなくて、「フルールドリス」に変身するときにHPを半分まで消費することや、カルテジア自身の防御力ステータスが低いことなどから思いのほか打たれ弱いです。
なので、カルテジアは「火力を出す上で攻撃力が不要でHP%が重要」なこと意外は他のアタッカーと大きくは変わりません。
カルテジアの2つのモード
カルテジアの2つのモードをざっくり解説してしまうと「カルテジア」は前準備で、「フルールドリス」が本番ですね。
ただ、「カルテジア」モードも悪くない火力が出せるので、無凸時点でも日課や探索などの普段使いで火力役になれるくらいの性能が出せます。
「カルテジア」で共鳴解放(必殺技)を使うと、HPを半分まで消費して「フルールドリス」に変身することができます。
「フルールドリス」は通常攻撃の火力が大幅に上昇し、風蝕効果に関連する強化要素も持った強力なアタッカーモードです。
また、高い中断耐性を持っているのでごり押しができます……が、先ほどもお話したようにHPを半分消費することや、防御力の低いことから打たれ強くはなく、割とあっさり「くっころ」の状態になってしまいます。
なので、ごり押しはできるものの、回避できるところはしっかり回避していきたいですね。
「フルールドリス」は強化通常攻撃の火力も優秀ですが、やはり目玉はこのフィニッシュ攻撃「荒ぶる潮、吼える風の刃」です。
見た目の派手さに恥じない強力な攻撃で、使っていてとても気持ちいいですね。
「カルテジア」と「フルールドリス」より詳しい戦い方の解説は「カルテジアの戦い方」のところでお話していこうと思います。
風蝕効果が付与された敵に火力アップ
カルテジア(「カルテジア」および「フルールドリス」)は風蝕効果が付与された敵に対して火力が上昇するという能力を持っています。
1つ目は固有スキル「風もて刻む侵食の痕」の効果です。
この効果により、カルテジアは風蝕効果がついた敵に対して、そのスタック数に応じて最大でダメージアップ60%のステータスを獲得します。
2つ目は「フルールドリス」のフィニッシュ攻撃「荒ぶる潮、吼える風の刃」の火力アップです。
フィニッシュ攻撃「荒ぶる潮、吼える風の刃」は敵に付与されている風蝕効果のスタック数に応じて、最大でダメージブースト100%のステータスを獲得します。
ダメージブーストはダメージアップとは別の武器や装備で獲得しづらいステータスなので、非常に強力な効果ですね。
この2つの火力アップの効果により、敵に風蝕効果が付与されているかどうかで火力に大きな差が出ます。
風蝕効果の持続ダメージを大幅強化
さらにカルテジアの「フルールドリス」モードは、風蝕効果の持続ダメージそのものを強化する能力を持っています。
風蝕効果の持続ダメージは3秒ごとに発生し、スタック数に応じて火力がアップする仕組みなのですが、
気動漂泊者・シャコンヌの組み合わせで付与した風蝕効果のダメージは「3秒ごとに18649ダメージ」です。(※敵の耐性によって変わります)
そこに「フルールドリス」の風蝕効果のダメージ強化の能力が追加されると、「1.5秒ごとに23311ダメージ」となります。
気動漂泊者・シャコンヌの風蝕効果もまあまあ強かったですが、そこにおおよそ2.5倍の強化が入るので目立たない持続ダメージとは言えかなり強力です。
さらに、「フルールドリス」の一部攻撃は敵に攻撃を命中したときに風蝕効果のスタックを減らす代わりに持続ダメージを即時発生させる効果もあるので、カルテジア本体だけでなく風蝕効果による持続ダメージでも無視できない火力を出すことができるようになります。
シャコンヌ、気動漂泊者が重要
カルテジアにとって「風蝕効果」の要素は、火力アップの手段としても重要ですし、風蝕効果自体の持続ダメージも優秀です。
そのため、風蝕効果に関連するサポーターである「気道属性の漂泊者」と「シャコンヌ」はカルテジアにとって非常に重要なキャラクターです。
気動漂泊者は、キャラクター交代スキルである「終奏スキル」で敵に付与できる風蝕効果のスタック数の上限を3→6に増加することができます。
先ほど紹介したカルテジアの火力アップの要素は、風蝕効果のスタック数によって影響が大きくなるので、スタック数の上限を上げることができる気道漂泊者はとても大きな存在です。
シャコンヌは共鳴解放の追撃により、控えにいる状態で継続的かつ広範囲の敵に風蝕効果を付与することができます。
そのため、「フルールドリス」で戦っている間、敵に付与されている風蝕効果のスタック数が最大になっている状態を維持しやすくなります。
さらに、終奏スキルで風蝕効果ダメージブースト100%のサポートもできるので、風蝕効果の持続ダメージの火力アップにも貢献してくれます。
気動漂泊者はストーリーを進めれば無料で入手できますが、シャコンヌは限定キャラクターであるため限定ガチャで狙って入手する必要があります。
コストは高いですが、それに見合うだけのスペックがシャコンヌはあるので、カルテジアを強く快適に使いたい人はシャコンヌの入手を視野に入れておくことをおすすめします。
カルテジアの戦い方
カルテジアの「剣」について
先ほどもお話した通り、カルテジアには前準備の「カルテジア」と、本番の「フルールドリス」の2つのモードがあります。
「カルテジア」モードは敵に風蝕効果を付与することができて、また「剣」を召喚・回収するという固有のギミックを持っています。
「剣」は「カルテジア」の通常攻撃4段目、キャラクター交代スキルである「変奏スキル」もしくは重撃、共鳴スキルの発動でそれぞれ対応したものが召喚されます。
この3つの「剣」は空中攻撃で回収することができて、ちょっと分かりづらいですが「剣」を回収するとHPバーの上のところにある共鳴回路のゲージのマークの輝きが増します。
「カルテジア」にとって「剣」は空中攻撃の倍率を上昇させる効果しかありませんが、回収した「剣」に応じて、本番である「フルールドリス」の性能が強化されます。
基本的に3本「剣」を召喚してから「フルールドリス」に変身するので、どの剣がどの強化に対応しているかは気にしなくても大丈夫です。
「顕現」について
「カルテジア」が共鳴解放を発動して「フルールドリス」に変身すると、12秒間継続する「顕現」という専用のバフが付与されます。
「顕現」状態では、「カルテジア」のときに召喚・回収した「剣」に応じた性能強化を獲得できます。
12秒経過、もしくはフィニッシュ攻撃「荒ぶる潮、吼える風の刃」を撃つと「顕現」状態は終了します。
「顕現」状態が終わりそうなころに共鳴回路のゲージの点滅、「顕現」状態が終わるとカルテジアの左横にあった「剣」が消滅するので、それを目印に12秒間は「フルールドリス」で戦い続けて、最後にフィニッシュ攻撃を撃つようにしたいですね。
また、「顕現」には「カルテジア」と「フルールドリス」の2つのモードを共鳴エネルギーの消費なしに切り替えられる効果もあります。
「フルールドリス」が「カルテジア」に戻るメリットとしては、「カルテジア」で風蝕効果を敵に付与することができる点ですね。
PTに継続的な風蝕効果付与ができるシャコンヌがいる場合はあまり気にしなくても良い要素ですが、PTにシャコンヌがいない場合は「カルテジア」に戻して共鳴スキルや通常攻撃4段目で風蝕効果を付与し直してから「フルールドリス」のフィニッシュ攻撃を撃つ……という動きを取り入れるのも良いと思います。
もしくは、風蝕効果を消費しない重撃→強化重撃のループで戦うことをおすすめします。
フィニッシュ攻撃「荒ぶる潮、吼える風の刃」
フィニッシュ攻撃「荒ぶる潮、吼える風の刃」は、「フルールドリス」モードの共鳴回路のゲージがMAXのとき撃てるようになります。
共鳴回路のゲージは「フルールドリス」で敵に攻撃をしていれば自然と溜まるので、意識して溜める必要性を感じることはないと思います。
フィニッシュ攻撃を撃つと「顕現」状態および「フルールドリス」モードが解除されて「カルテジア」の姿に戻ります。
基本的なスキル回し
基本的なスキル回しは「カルテジア」で「剣」を召喚・回収してから、共鳴解放で「フルールドリス」に変身して戦ってフィニッシュ攻撃で〆る……という動きになります。
スキル説明はややこしいですが、基本的な動きはシンプルですね。
「カルテジア」で共鳴スキルを発動すると空中にいる状態になるので、そのまま通常攻撃ボタンを押せば空中攻撃が発動できて、スムーズに「剣」を回収することができます。
カルテジア
変奏スキル→通常攻撃234 > 共鳴スキル→空中攻撃 > 共鳴解放で「フルールドリス」モード
フルールドリス
共鳴スキル→共鳴スキル > 通常攻撃345> 通常攻撃12345 > フィニッシュ攻撃
スキルの優先度
共鳴回路・共鳴解放 > 基本攻撃 > 共鳴スキル・変奏スキル
共鳴回路は「フルールドリス」の通常攻撃、共鳴スキル、重撃の火力に影響します。
共鳴解放は「フルールドリス」のフィニッシュ攻撃「荒ぶる潮、吼える風の刃」に影響します。
どちらも重要なスキルなので、優先的に投資しましょう。
基本攻撃は「カルテジア」の火力に影響します。
「フルールドリス」ほどは火力は出せませんが、必ず使う攻撃ですし、普段使いでは「カルテジア」で戦うことも多いので次点でスキルレベルを上げるようにしましょう。
共鳴スキルと変奏スキルは倍率が低いので最低限で良いと思います。
固有スキルはどちらも非常に重要です。
必ず開放するようにしましょう。
ステータスボーナスは一番上が特に素材のコストが重たいですが、カルテジアの火力を確実に上げてくれます。
スキルレベルをしっかり伸ばしたあとで良いので、開放するようにしましょう。
カルテジアの武器
カルテジアの武器の比較です。
ダメージ計算の結果は最大火力を比較したもので、ローテーションは考慮していない点に注意してください。
モチーフ武器である「定めを覆す荊冠」が非常に強力です。
カルテジアにとって重要なHP%を大量に確保できるだけでなく、防御力無視8%、風蝕効果が付与された敵に対してダメージブースト20%のバフを獲得できます。
ダメージ計算式上では、クリティカルが確保できる恒常星5武器「千古の湖水」と比較して30%前後の火力差がありますね。
ただ、実戦では風蝕効果の持続ダメージの火力も無視できないため、意外と火力差が開きません。
PTにシャコンヌがいて、風蝕効果の持続ダメージでも火力が出せる状況が整っているのであれば「千古の湖水」も十分選択肢に入ると思います。
また、ツバキのモチーフ武器「春裁ち」も「千古の湖水」同様にクリティカルが確保でき、かつカルテジアにとって嬉しい通常攻撃ダメージアップも獲得できる点で優秀です。
もし所持していたら使っても良いと思います。
音骸セット
適性音骸は「グロリアス・ウィンド」です。
カルテジアにとっては5セット効果の起動と維持は簡単ですね。
メイン音骸は「響き渡る共鳴・フルールドリス」がおすすめです。
メイン音骸にセットするだけで気動ダメージ20%のバフを獲得でき、音骸スキルも召喚系で扱いやすいです。
敵に命中時、敵の動きを若干止める効果があるので、潰されたくない攻撃をする前に音骸スキルを発動しておくのもおすすめです。
音骸ステータス
音骸ステータスは武器に関わらずコスト44111の組み合わせがおすすめです。
PT編成やキャラ凸によって多少変動しますが、無凸環境で気動漂泊者・シャコンヌがPTにいるときはコスト43311よりもコスト44111の方が7%前後強くなる傾向にあります。
7%前後は有用サブステータス1~2個の差なので、厳選する場合は44111にしましょう。
もう1つのコスト4音骸「ナイトメア・ケルピー」はこちらにいて、近づけばボスが開放されます。
サブクエスト「巡礼の夢・その一」をクリアしないと出現しないようなのでご注意ください。
サブステータスはクリティカル・クリティカルダメージを最優先に確保し、HP%・共鳴効率・通常攻撃ダメージアップが確保できると嬉しいですね。
共鳴効率は120~130%程度あると安定して共鳴解放が回せるようになります。
共鳴解放が回らないと感じたら、他の有用ステータスを多少犠牲にしても共鳴効率を優先するようにしましょう。
相性の良いキャラクター
カルテジアと相性の良いのは「気道漂泊者」と「シャコンヌ」です。
シャコンヌはともかく、無料で入手できる気道漂泊者は優先してPTに入れたいですね。
気動漂泊者はメインストーリー第2章4幕のクリアで獲得できます。
その他の選択肢としては通常攻撃ダメージブーストができる「散華」、気動ダメージブーストができる「アールト」などが選択肢に挙がります。
ただ、シャコンヌの有無はかなり大きく、クイックスワップなどの上級者向けのテクニックを取り入れない簡単なローテーションで戦う場合は結構なタイム差が出ます。
シャコンヌ入りのPTとの差を埋めるためには「フルールドリス」モードで戦う合間に「カルテジア」に戻して風蝕効果を付け直す……みたいな工夫を取り入れてみてもいいかもしれませんが、ローテーションが複雑になるので、やれそうなら挑戦してみるくらいで良いと思います。
【余談】カルテジアのキャラ凸
僕は無凸で鳴潮を遊ぶ方針のプレイヤーなので話半分で聞いていただけると嬉しいのですが、「どうしてもシャコンヌを引きたくない」という人はカルテジアのキャラ凸をするのも選択肢の1つだと思います。
無凸カルテジア+シャコンヌとの火力差を、カルテジアのキャラ凸で埋める……という考え方ですね。
カルテジアは凸で火力と使用感が大きく変わるようなので、シャコンヌを引くための石や余波珊瑚といったリソースをカルテジアの凸に使うのも良いと思います。
ただ、どちらにせよ大量のリソースを使うことは変わらないので、よく検討して決めるようにしてください。
まとめ
というわけで、カルテジアの解説でした。
ちっちゃくてかわいいカルテジアと、おっきくででっかいフルールドリスの両方が楽しめる素敵なキャラクターだと思います。
実装前は共鳴解放で変身して戦うアタッカーなのかな、と思っていましたが、意外とカルテジアも強くて普段使いにも便利なキャラクターですね。
「しっかりとした運用」をするハードルはやや高いアタッカーかもしれませんが、推した分だけ応えてくれるパワーがあるので、カルテジアが気になっている方はぜひカルテジアをお迎えしてあげてください。