どうも、け。です。
今回はVer2.3で実装された回折属性のアタッカー「ザンニー」の解説をしていこうと思います。
この記事でザンニーのことをよく知って、スタイリッシュに着席できる大人を目指していきましょう。
カウンターが気持ち良いごり押しアタッカー「ザンニー」解説!意外と操作は簡単かも フィービーとのシナジーは高いけど回折漂泊者でもOK!
ザンニーは味方の「騒光効果」の付与によってエネルギーを獲得し、共鳴解放でそのエネルギーを消費して戦うアタッカーです。
共鳴解放での自己強化中、ザンニーは中断耐性が高いので敵の攻撃でひるみづらく、また敵の攻撃をガードして反撃する「ジャストカウンター」の要素も持っているので、かなり「ごり押し」ができる性能をしています。
「騒光効果」は敵に付与するタイプのデバフで、Ver2.3時点で騒光効果が付与できるのはフィービーと回折漂泊者、また未実装ですが後半で実装されるシャコンヌだけです。
ザンニーを強く使う上で、これらのキャラクター……特にフィービーの存在が重要となってきます。
「騒光効果」を自動で「烈日の残光」に変換
ザンニーは味方が付与した「騒光効果」を自動で「烈日の残光」という専用のデバフに変換します。
「騒光効果」と「烈日の残光」の効果の違いはこの通りです。
「烈日の残光」は「騒光効果」とは異なるデバフですが、音骸セット「エターナル・ライト」の効果は発動します。
なので、味方が「騒光効果」を付与したり、ザンニーが「騒光効果」を(自動で)「烈日の残光」したりすると、味方が装備している「エターナル・ライト」の5セット効果が発動しますし、ザンニーが装備している「エターナル・ライト」の5セット効果も発動します。
つまり、ザンニーは味方が「騒光効果」を付与するだけで、ザンニー側でも「エターナル・ライト」の5セット効果であるクリティカル20%が発動するということですね。
また、「烈日の残光」が10スタック以上、付与されている敵を攻撃すれば、回折ダメージアップ20%の方も発動します。
少しややこしいですが、ザンニーで戦う分には「味方で騒光効果を付与することが重要」以上のことはあまり深く考えなくても良いです。
注意点としては、説明の繰り返しになりますが、「烈日の残光」は「騒光効果」とは異なるデバフということです。
なので、回折漂泊者の強化共鳴スキルの「微光効果」(一定時間の騒光効果スタック減少無効)、フィービーのアブソリューション状態(アタッカー型)のダメージブースト、「ナイトメア・哀切の凶鳥」のダメージアップなど、「騒光効果」を対象とした効果が適用されなくなります。
フィービーが重要
ザンニーは「騒光効果」を「烈日の残光」に変換すると、「烈日の残光」1スタックごとに5ptの「焔光」という専用のエネルギーを獲得できます。
「焔光」は共鳴解放で使うエネルギーなのですが、ザンニーのキャラアイコンと、共鳴回路の下にあるゲージで確認できます。
「焔光」は最大100pt(共鳴解放中は最大150pt)で、ザンニー自身がスムーズに獲得できるのは10ptだけです。
そのため、味方の「騒光効果」の付与で残り90ptを稼がないといけないのですが、そのために必要な「騒光効果」のスタック数は「18」です。
回折漂泊者がスムーズに付与できる「騒光効果」は「8~10」程度で、ザンニーを最大限強く使うには足りません。
一方で、限定キャラクターであるフィービーのコンフェッション状態(サポート型)は「騒光効果」を「19」も付与することができます。
なので、素早く「焔光」のエネルギーを溜めるためにも、フィービーの存在はとても重要です。
ザンニーの攻撃の多くが「騒光効果」ダメージ扱い
ザンニーの共鳴解放中の攻撃の大半、強化共鳴スキル、終奏スキルは、その攻撃自体が「騒光効果」のダメージとして扱われます。
そのため、ザンニーはモチーフ武器「焔光の裁き」、フィービーのコンフェッション状態およびモチーフ武器「光のハルモニア」のサポートを受けることで火力を伸ばすことができます。
特にフィービーの「騒光効果」のダメージブーストは100%と凄まじく、フィービーのモチーフ武器「光のハルモニア」でさらにダメージブースト30%が追加されます。
ザンニーが自身で獲得できるダメージブーストはモチーフ武器「焔光の裁き」の50%、自己バフの20%の合計70%なので、フィービーがPTにいるかどうかでザンニーの火力は58~76%前後の差が生まれてしまいます。
ダメージブーストの観点から見てもフィービーの有無は「とても大きな差がある」ので、できる限りフィービーを採用することをおおすすめします。
「カウンター」という新しい要素を持ったキャラクター
ザンニーは味方の「騒光効果」付与で特殊エネルギーを溜める……という要素以外にも、「カウンター」という新しい要素を持ったキャラクターです。
ザンニーは共鳴スキル長押しで敵の攻撃を受け止めたとき、その攻撃を無効化し、倍率の高い攻撃で反撃し、共振度(体幹ゲージ)を削ることができます。
今までのキャラクターの防御行動は「回避」と「パリィ」でしたが、ザンニーはそれらに加えて「カウンター」ができます。
実際にカウンターのありがたみを感じるのは敵の攻撃が痛い高難易度コンテンツですが、「回避を連打して2回しちゃった(回避は2連続まで)」とか「スタミナがない」みたいな状況でもパリィが取れる攻撃以外も実質パリィできるのはとても優秀です。
ザンニーの基本的な戦い方
ザンニーで最も高い火力が出せるのは共鳴解放中の攻撃なので、ザンニーの共鳴解放中の火力を伸ばすための「前準備」が大切となります。
ザンニーは味方が付与した「騒光効果」を「烈日の残光」に変換することで「焔光」というエネルギーを溜めることができます。
そのため、基本的な戦い方としては、まず他のキャラクターで敵に「騒光効果」を付与し、エネルギーができる限り溜まったのを確認したらザンニーに交代しましょう。
ザンニーで戦うとき、敵に付与されている「烈日の残光」が10スタック以上になっていないと音骸セット「エターナル・ライト」の5セット効果の回折ダメージ15%アップが発動しません。
騒光効果を付与できるキャラクターが回折漂泊者だけだったり、対集団戦だったりする場合は「烈日の残光」が10スタック以上になっていないこともありますが、できるだけ「烈日の残光」が10スタック以上付与された状態でザンニーに交代したいですね。
ただ、ザンニーは「焔光」エネルギーさえ溜まっていればいいので、敵に「烈日の残光」がついていなくてもザンニーの火力的には問題ありません。(終奏スキルの火力は下がるけど)
基本的なスキル回しはこのようになります。
強化共鳴スキルの発動
共鳴解放前の強化共鳴スキルの発動の仕方ですが、
ザンニーは変奏スキル・通常攻撃・共鳴スキルなどの命中で共鳴回路のゲージ(上のゲージ)を獲得できます。
このゲージがMAXになると強化共鳴スキルを発動できるようになります。
強化共鳴スキルには
- 「焔光」10pt獲得
- 「騒光効果」ダメージブースト20%
- 「烈日の残光」1スタック付与
の効果があるので、共鳴解放の前に発動しておきたいです。
共鳴解放中の戦い方
共鳴解放中の行動ですが、スキルの説明が鳴潮語の「レシート」すぎるので、正直僕も完全な解読はできていません。
ただ、使っている感じでは簡単に使う分には通常攻撃ボタンを連打しておけば問題ないと思います。
共鳴解放中でも、共鳴スキル長押しの「ガードの構え」で、敵の攻撃を無効化してカウンターができるので、狙えそうだったら狙っていきましょう。
上手くカウンターできるとダメージ効率が良くなり、敵の共振度の削りが良くなる感触があります。
「焔光」エネルギーが30pt以下になる、もしくは8秒経過でフィニッシュ攻撃「終焉が訪れる頃」を発動できるようになります。
「焔光」エネルギーを使い切ったらフィニッシュ攻撃を発動して、他のキャラクターに交代しましょう。
「焔光」エネルギーは補充ができる
ザンニーが共鳴解放を使ったあとでも、味方のキャラクターが「騒光効果」を付与すれば「焔光」を補充することができます。
まだ、「焔光」エネルギーを補充する場合のスキル回しが詰められていないので、あくまで仕様の紹介に留めますが、ザンニー・フィービー・回折漂泊者みたいなパーティを組んで、ザンニーの「焔光」エネルギーが尽きたら補充する……みたいな動きは楽しいかもしれません。
ザンニーはキャラクター交代をしてもバフや強化状態が消えないので、スキル回しの工夫で強く使える要素が多そうですね。
終奏スキルの効果
ザンニーの終奏スキルの攻撃は敵に付与されている「烈日の残光」のスタック数に応じてダメージアップします。
終奏スキルの倍率は150%と低いですが、「騒光効果」扱いのダメージとしても扱われるので、「騒光効果」ダメージブーストの影響を受けます。
そのため、ザンニーのモチーフ武器「焔光の裁き」やフィービーのサポートがあると火力が大きく伸びますね。
また、「烈日の残光」が付与された敵は、ザンニー以外のキャラクターの回折ダメージブースト20%されます。
なので、フィービーや回折漂泊者といったサポーターの火力を伸ばすことができますね。
スキル優先度
ザンニーは共鳴回路のダメージ割合が非常に高いです。
このグラフはあくまで素の倍率を比較したものですが、ここにモチーフ武器「焔光の裁き」やフィービーのサポートの騒光効果ダメージブーストが大量に乗るので、実際はもっと大きな差になります。
共鳴解放はフィニッシュ攻撃「終焉が訪れる頃」の倍率は高いですが、騒光効果扱いの攻撃ではないので実際の火力はそこそこという感じなので、次点の投資で良いと思います。
共鳴スキルは強化共鳴スキルの火力に影響するので余裕があったら伸ばしておきたいですね。
基本攻撃はザンニーを「普段使い」するなら伸ばしても良いと思います。
共鳴解放中ほどの火力は出せませんが、倍率は悪くないので日課や探索などの「普段使い」で敵の処理くらいはできます。
固有スキルはどちらも優秀なので開放しておきましょう。
ステータスボーナスは全て開放すると10%程度の火力上昇が見込めます。
育成リソースの消費は大きいですが、確実に強くなれるのでできる限り開放しておきましょう。
おすすめ武器
ダメージ計算は各スキルの最大火力を比較したもので、ローテーションは考慮していません。
モチーフ武器「焔光の裁き」は、クリティカルダメージステータスに加えて、敵の防御力無視、騒光効果ダメージブースト50%を獲得できます。
防御力無視8%は、敵とキャラクターとのレベル差にもよりますが、キャラのレベルが90で敵のレベルが100のとき、約4.3%の火力アップです。
ダメージブーストはダメージアップとは異なるステータスで、音骸で獲得できるステータスと競合しません。
そのため、効率良くダメージを伸ばせる優秀なステータスです。
ザンニーを強く使いたい人はモチーフ武器「焔光の裁き」の入手も視野に入れましょう。
ロココのモチーフ武器「トラジコメーディア」は武器ステータスがクリティカルなのが優秀ですね。
武器効果では攻撃力12%アップに加えて、通常攻撃発動時に重撃ダメージアップ48%を獲得できます。
共鳴解放中のザンニーの通常攻撃の発動(入力)は重撃ダメージ扱いの攻撃でもあるので、武器効果の恩恵を受けられます。
実際に使って比較してみた感じでもフィービーがPTにいるとき(=ダメージブーストのステータスが大量にあるとき)はモチーフ武器との差は大きくありませんでした。
※このステージの逆境深塔のステージボーナスはザンニーにはほぼ恩恵なし
なので、「トラジコメーディア」を持ってる人はザンニーで使ってみてもいいと思います。
相里要のモチーフ武器「万端の枢機」も同様に武器ステータスがクリティカルで、武器効果で全属性ダメージアップを獲得できます。
共鳴解放ダメージアップはザンニーの共鳴解放のフィニッシュ攻撃には適用されます。
恒常星5武器「怒涛の湖音」はザンニーには武器効果の恩恵がほぼありません。
星4武器を装備するよりはマシ……くらいの性能ですね。
星4武器は星5武器までの繋ぎの性能です。
おすすめの音骸セット
ザンニーの適性音骸セットは「エターナル・ライト」です。
ザンニーは味方が「騒光効果」を付与したときに専用デバフ「烈日の残光」に自動で変換するのですが、この変換をしたときに「ザンニーも騒光効果を付与した」とカウントされるので、5セット効果の発動は簡単です。
ただ、回折ダメージアップの方はザンニー自身が「烈日の残光」が10スタック以上付与された敵を攻撃する必要がありますね。
メイン音骸はコスト3音骸の「カピタネウス」、もしくは「ナイトメア・哀切の凶鳥」です。
「カピタネウス」の方には重撃ダメージアップのバフあります。
ザンニーの共鳴解放中の攻撃は重撃扱いの攻撃でもあるので、できればこちらを採用したいです。
コスト3音骸を厳選する中で「カピタネウス」が上手く行かなかった場合、「ナイトメア・哀切の凶鳥」をメイン音骸に採用しましょう。
音骸ステータス
コスト4音骸はクリティカルダメージの武器を選んだときはクリティカルがおすすめです。
ただ、ザンニーを2凸する場合は2凸効果でクリティカルがまかなえるので、クリティカルダメージの方が良くなります。
ザンニーはダメージアップステータスを武器で確保しづらいので、コスト3音骸は回折ダメージがおすすめです。
サブステータスはクリティカル・クリティカルダメージを最優先に確保しつつ、攻撃力%・共鳴効率・重撃ダメージアップもついていると嬉しいです。
共鳴効率は120~125%程度確保できていると安定するので、それを目安に調整してみてください。
共鳴効率の不足を感じる場合は、多少他のステータスを削っても共鳴効率を優先した方が良いですね。(コスト3音骸のメインステータスを共鳴効率にするのは火力低下が大きいのでNG)
ザンニーと相性の良いキャラ
ザンニーと相性の良いキャラクターについてですが、現状では「フィービー」が最も相性が良いです。
フィービーは「騒光効果」を効率良く付与することができて、騒光効果扱いの攻撃のダメージブースト100%という強烈なサポートをすることができます。
回折漂泊者でもザンニーを運用することは可能ですが、簡単なスキル回し(クイックスワップほぼなし)の場合ではフィービーと比較して相応の差がありますね。
ただし、クイックスワップをほぼしていない立ち回りでの差なので、プレイヤースキルで差は(ある程度)縮められる。
フィービーのモチーフ武器「光のハルモニア」での火力上昇
フィービーのモチーフ武器「光のハルモニア」でも騒光効果のダメージブースト30%ができるので、ザンニーの火力を伸ばすことができます。
ただ、ダメージブースト同士のステータスは足し算の関係にあるので、「光のハルモニア」で単純に火力が30%伸びるわけではありません。
「光のハルモニア」で、ザンニーの「騒光効果」扱いの攻撃は火力10%前後の上昇で、ローテーション全体で見ると8~9%程度の伸びになると考えられます。
悪くはない伸びですが、武器ガチャはすり抜けがないとは言えガチャの天井1回分の石を消費する必要があるので、コストは重ためです。
なので、ザンニーPTにおけるフィービーのモチーフ武器「光のハルモニア」は「最後の仕上げ」として入手するのが良いと思います。
ただ、ロココのモチーフ武器「トラジコメーディア」を持っている場合は、「焔光の裁き」よりもフィービーの入手を優先しても良いと思います。
強力なアタッカーだけどPTを組むためのコストはやや高め
というわけで、ザンニーの解説でした。
ゴリゴリごり押しできるキャラクターで、カウンターを決められたときの気持ち良さが楽しいキャラクターですね。
相里要ほどは共鳴解放に依存していないので、普段使いでもまあまあ使える感じなのも個人的に好みです。
また、ザンニーはキャラクター交代をしてもバフや共鳴解放の自己強化が消えないので、キャラクター交代が自由にできる設計なのも良いですね。
鳴潮ユーザーの間で「クイックスワップ」と呼ばれている上級者向けのテクニックがあるのですが、そのテクニックの開拓次第で面白い動きができそうですね。
一方で、フィービーの存在は大きいと感じています。
回折漂泊者でも十分強いので「必須」という強い言葉を使うほどではないですが、フィービーの有無でザンニーの強さが大きく変わるのは事実です。
ザンニーを強く快適に使いたい人はいずれフィービーを入手することをおすすめします。
コメント
記事更新、お疲れ様です!
相変わらず新キャラはどう動いたらいいのかよくわからない説明が多いですね…。
前置きは置いといて、ザンニーが好きで欲しいと思っていましたが、異常属性タイプ?という事もあり、引くのを躊躇っています。
フィービーは自分には刺さらなかったので獲得する予定もありませんし、主人公は気動で使いたいので…。
そうするとやはり今はザンニーを見送って、新しい相性がいいキャラが実装されてら引くっていう考えがいいのでしょうか…。
貴方様のご意見をお聞かせ願いたく、このような質問をさせていただきました。
可能であればで宜しいのでお願い致します。
ありがとうございます!
フィービーを引かない予定で、漂泊者を気動属性で使う……ならザンニーは正直見送った方が良いと思います。
クイックスワップなどを駆使すれば騒光効果なしでもそれなりには戦えるみたいですが、難易度が高すぎて一般向けではなさそうです。
騒光効果を付与するキャラクターが他に実装される可能性も一応あるので、それを待つのが良さそうですね。
石とかお金に余裕があるならキャラクターを眺める目的の「デジタルフィギュア」として引くのもアリだと思いますが、ガチャが重たい鳴潮ではちょっと高い買い物にはなると思います。
回答、ありがとうございます!
ですよね…。
正直ザンニーにはよくわからない騒光効果は付けてほしくなかったですね。
ただでさえ、そういう効果があるキャラは使いづらいなって印象しかなくて…。
今回はザンニーを諦めて、騒光効果みたいなのがもう少し確立してからまた考えようかと思います。
貴重なご意見、ありがとうございます!